今回は珍しいフィンランド産のモルトライウイスキーと、アメリカンウイスキー(バーボンとは製法が違う)の2本を入荷しました。

 

●KYRO MALT RYE WHISKY(キュロ モルト ライ ウイスキー)

原料:フィンランド産ライ麦の麦芽

熟成:アメリカンホワイトオーク樽にて熟成

度数:47.2%

リリース元情報:

ドライフルーツ、キャラメル、フィンランドの田舎の香り。味はくるみ、モルト、バニラとレッド ベリー ジャム。ライ麦の香ばしさと生姜の後味。

店主私見:

香りは一般的なライウイスキーと言うより華やかな香草や、刈り取られた芝生の様な香りがします。

味はライ麦のスパイシーさを感じさせながらもバニラやモルトの甘さの他、様々なフレーバーが口に広がり独特な個性を出しております。

野暮ではないが洗練された味でもなく、個性が強い一杯です。

 

キュロはジンも作っており、その味は柔らかくジントニックにするとおいしいと評判です。

元々フィンランドで良くとれるライ麦を使ったウイスキーを造りたいと始めた蒸溜所で、ジンのベーススピリッツもライ麦を原料としたスピリッツです。

 

●MICHTER'S AMERICAN WHISKEY(ミクターズ アメリカン ウイスキー)

アメリカのウイスキーと言えばバーボンを思い浮かべますが、こちらはコーンを51%以上使用しておらず新樽で熟成していないため、バーボンではなくアメリカンウイスキーと呼ばれます。

原料:モルト、コーン、ライ麦

熟成:バーボンバレルで5年以上熟成

度数:41.7%

店主私見:

香りはバーボンっぽさも感じますが、味はライウイスキーの様なスパイシーさとモルトの甘さや穏やかさが同居しており、一杯で様々な味が楽しめます。

バーボン樽での熟成の為に樽香は抑えられており、良く出来たグレーンウイスキーです。

 

ミクターズは日本ではあまり馴染みはありませんが、アメリカで最古のウイスキーの蒸溜所をルーツに持つプレミアムウイスキーブランドで、1753年からの長い歴史を持ちます。

一般的なバーボンやライウイスキーの他、サワーマッシュやアメリカンウイスキーなどをリリースする意欲的なブランドです。

当店でも様々なミクターズを取り揃えております。

Whisky Bar 髙森
住所:北海道釧路市末広町三丁目8-1 末広クリスタルビル6階

電話:0154-65-9958

ホームページURL: https://bar-takamori.amebaownd.com/
営業時間:19:00~2:00(ラストオーダー 1:30)
定休日:日曜日・年末年始