トマーティン 1976 35年 インプレッシブカスク | 飲んだくれ店長日記

トマーティン 1976 35年 インプレッシブカスク


飲んだくれ店長日記


また来ました!ここ数年でマイナー蒸留所からメジャー蒸留所へと躍進してきたハイランドモルト


「トマーティン」


それもトマーティンを躍進させるきっかけにもなった


「1976」


ヴィンテージ!


1976と言えば、数々のモルトが当たり年と言われてますね。ただ必然と長期熟成になるので旨くて当然だと言えば当然なのですが・・・



さてさて実はこのトマーティン。日本企業がスコットランドの蒸留所を買収した第一号の蒸留所だったりします!


「えっ?サントリーのボウモア買収が最初じゃないの?」


と、思っている方が多いはず。なにせ一番有名ですから。


宝酒造がトマーティンを買収したのが1985年。


ニッカがベンネヴィスを1989年に買収。


サントリーがボウモアを買収したのが1994年。


はい。バーテンダー以外は役に立たない豆知識。


さて、肝心のお味は・・・


■香り…グラスから溢れ出んばかりのアロマ。桃、グレープフルーツなどのフルーツ香。ウッディでナッティで微かにチョコレート。甘く複雑。


■味わい…度数より厚みがありパワフル。ウッディ、ビターチョコ。ややドライであとからペッパー。


■フィニッシュ…ドライで非常に長い。ここでも豊かな樽香、チョコレート。グレープフルーツ。心地よくて、いつまでも楽しんでいたい。


甘いだけで終わらないウッディでビター。ちょっと大人になった気分になれるハイランドモルト!(ちなみに私は今年で34ちゃいになりました)


そんな大人になりたい方の為の「トマーティン1976 35年 インプレッシブカスク」英世枚での御提供です!!これもシガーやチョコレートと合わせたい!