「鬼平犯科帳」原作者/池波正太郎さん(1923~1990)

時代小説家であり映画評論家としても活躍されていた。
大変なグルメ家でもあったようです。
そんな池波さんが、長谷川平蔵の人物像を思い描く時に親交のあった、八代目松本幸四郎さんの面持ちや人となりを少なからずモデルにしたらしい。

その後幸四郎さんの次男である、二代目中村吉右衛門さんが長谷川平蔵役に…。
「あて書きなんだから親父は素のまま演じればよかったが、自分はそういう訳に行かないのでそう簡単にはいかない。」とおっしゃる。
吉右衛門さんは、最初のTVシリーズで平蔵の息子・辰蔵役で幸四郎さんとの親子共演している。
その後2作目のTVシリーズで平蔵役でオファーがあるが、実際の平蔵より若すぎることを理由に断っているとのこと。
そして4作目のTVシリーズで、平蔵が火付盗賊改方に着任した頃とほぼ同じ年齢になったので演じることをきめる。
池波さんからも、吉右衛門さんが平蔵と同年代になれば演じて欲しいと言われていた。
原作を使い切ったらドラマを終了すると、原作者池波さんとは取り決めてあったそうです。
現在のスペシャルなどは、何話かをつなぎ合わせて制作されている。
鬼平の蘊蓄でした。
つづく…かも