初めてブラジル人作家の本を読みました。

パトリーシア・メロ 著

「死体泥棒」

主人公(俺)の目の前で、セスナ機が墜落した!

駆けつけるがパイロットの青年は死んでしまう。

機内にあったコカイン1キロを現場から持ち、死体を残して逃げてしまう・・・

それで暫くは、楽な生活をする予定が、仲間の欲により、マフィアに借金を背負うはめに!

なんとか金を工面しようと、こともあろうに恋人の警官に協力を得ようと試み・・・
死体を盗む計画をたてる!


全編が、(俺)の一人称の語りで最初は、読みにくかったんですが、ページをめくるごとに面白さがましていく!

さすがのブラジル人の価値観の違いに、日本人には、ない感覚の最後でしたよ!