ノンフィクションボクシング大傑作を読みました。

百田 尚樹  著

『黄金のバンタムを破った男』

敗戦から十余年、19歳の若さで世界王座についたファイティング原田!

三年後、史上最強の男『黄金のバンタム』
エデル・ジョフレを破り見事に二階級制覇をなしとげる。

当時のチャンピオンは、世界に僅か8人しかいてない。現在は、主要団体も増え、世界チャンピオンが70人ほどいる!

それを考えると、その時代のチャンピオンがいかに怪物であったかがわかる。

しかも原田は、オーストリアで3階級制覇をかけてアウェイの試合に望み。

チャンピオンから、3度のダウンも奪うもレフリーによる金銭的地元判定になく。

もしこの試合をとっていたら、

当時は、ジュニア(スーパー)の階級もないんで1階級の体重差を換算するとこ5階級制覇の大偉業です!

日本ボクシング会が日の目を受けている昨今。
伝説を作ってくれた、白井氏、原田氏の功績は、素晴らしく

今もリングネームに『ファイティング』とは、決して使ってはいけない野球で言う永久欠番になっています。


1960年代に日本をもっとも熱狂させた男の戦いが凝縮した熱い一刷になっています!