姫路城を見終わり
バテバテだったので
予定を早めて京都へ。
京都でホテルチェックイン後
私の悪い
貧乏根性
がでて、
「時間がもったいないから、清水寺だけでも行こうよ」
と、疲れのたまった双子を無理やりタクシーに乗せた。
その後、事件が起こるとも知らずに。
タクシーが清水の坂道を登ると
なんだか、すごい人。
道には「千日詣り」とのポスターが。
なんでも8/14から三日間に観音様に御参りすると
千日分の効果があるとか。さらに、その三日間は
夜間拝観とか、内内陣?を見られるとかで
タクシーの運転手さん曰く、
「一年でも異常な人の多さですよ」とのこと。
人の多さと、坂道の険しさにさらに双子(特にバカ息子)の
機嫌が悪くなる。
「なんだよ。寺ジャン」
「意味ないじゃん」
ぶちぶち言いながら、私たちから離れどんどん先を歩く。
ふと気がつくと、
いない。
入り口待ってるだろう
と思い、入り口まで下っても
いない
ひゃー。
私は「下り組」になり、
そこからさらに下のタクシー乗り場まで走って探す。
人を掻き分け走る。
みやげ物屋の中もチェックしながら走る。
タクシー乗り場に着いて見渡しても
いない
ギャー
そのまま、さらに走って走って下る。
気分は箱根駅伝復路
(いや、バカなことを考えてる場合ではない)
デブには山道の下りはひざに響く。
途中にあった、「阪神タイガースショップ」
ぜったい、そこにいるな...
と思い、途中雨が降って来たが、がんばって走って
店に行き中を見ると
いない
キエー
「もう、警察呼んじゃってもいいからっ!!!」
と叫んだ直後、見つかった。
ふぅ~
音羽の滝のところで。
最初からそこで待ってたそうな。
ただ、その日は滝が、
まるで「焼肉たむら」並に
混んでいた ため、私たちも見逃していたらしい。
その後、あまりの汗の激しさに、
みやげ物屋でタオルを探す。
キティーちゃんの小さいのか
ドラゴンのマフラータオル
うーむ。究極の選択だ。
キティーちゃん苦手な私は
ドラゴンを選んで首に巻いた私。
ちなみに、娘に、
舞台について、「木のベランダだよ」と事前に教えておいた
けれど、
清水の感想は
「大きなベランダだった」
とのこと。
私の教え方が悪かったようだ。
清水の坂道を、あの勢いで走る抜けたのは
後にも先にも私くらいではないだろうか。
何かすごいご利益があるのではなかろうか。
いや、バチか。