ジンとベルモット(甘味果実酒)を大きなグラスの中でクルクル回してカクテルグラスに注ぎいれて作るカクテルがマティーニである。このカクテル・・作り手にも飲み手にも、なかなか手強い飲み物である。ましてや酒の弱い私自身は「おいしい」と感じる迄にはかなり時間を要した。様々なBARでさまざまなマティーニを飲み、夜な夜な自分で作り飲む。なんとか納得したものが出来たかなと油断していると、微妙にジンやベルモットの味が変化していて、また作り直す日々の繰り返しそして今夜も(酔)。
そして、田舎町には決定的に不利な要素がある。それは・・・オリーブである。個人的には浅漬けの新鮮なオリーブを使いたいが売ってるお店がない。お取り寄せといってもコストがかかりすぎる(気合をいれて時々買う)。辛口の冴えたマテイーニには浅漬けの新鮮なオリーブが添えられて完成すると勝手に思い込んでいる。