忙しくてこんな時間になりました(汗)


さて、記録の続きを・・・


「'81年春~」
自:1981年3月23日 山口市民会館
至:1981年7月18日 松戸市民会館
計35本


「このツアーでは、一年半ぶり位にやった新宿厚生年金(東京厚生年金会館)の印象がすごいですね
武道館やるとか、いい始めた頃ですね
ものすごい緊張したコンサートでした
『ホームバウンド』を出して、殆ど無視されたような状態だったから、かなり怒ってたんですよね
「このヤロー、見てろ」みたいなね
いちばん尖ってた頃ですよね
チケット売り切れて、追加公演が14日にあったの
俺、すごく良く覚えてる
それでステージ、すごく良かった
もう、嬉しくてね、これ程嬉しかったコンサートもなかった
それまで、やっぱりうっ積してたのね
自分たちでいいステージやってる自負はあったんだけど、雑誌とか何にも取り上げてくれないし、もう頭来てて、それで武道館の前哨戦みたいなかたちでそこ選んだわけ
それで、お客さんもすごい盛り上がって、総立ちで、俺たちの出している音と同じ位、声が返ってくるみたいな


ほんとに嬉しくて、打ち上げしてね、メンバーとか、イベンターの女の子まで、みんなで飲み歩いてさ、5時位になってお店終わっても帰りたくないとかいうんで、もうベロンベロンに酔っ払ってボーリングしに行ったの(笑)
良き時代だよね
イベンターの子まで一緒に盛り上がって喜んでるなんて、そんなこと、今じゃないよね


この頃は、3日やって1日休みみたいなスケジュールで、並大抵のツアーじゃなかったね
最後のほうは、絶叫してなきゃ声にならないみたいなね
もう俺が倒れるかドラマーが倒れるかみたいな感じで、どっか切れてた部分あんのね
どこまでも行く、どんなに客少なくてもぶっ飛ばしてたような気がします
一本もキャンセルしなかったし、それが自分のプライドだった」


日本武道館に向けて、どんどん加速していったこの頃のコンサートが今でも一番勢いのあった時期だと思います
ベースの岡嶋善文(BUNちゃん)から江澤宏明に換わったのもこの頃です(第三期のFUSE)
このバンドは83年のファーストフィナーレまで続きました
バンドでのデビューの話なんかもしてましたね


そして81年の秋、実際に武道館を意識し、武道館のためのコンサートツアーが始まります



浜田省吾&愛奴ファンのお店 東京新宿Bar“Flash&Shadow”
http://www.flashandshadow.com