いつもご来訪頂き、沢山のいいね、コメント、ありがとうございますm(_ _)m

最近の投稿に関して
「いいね」が表現にふさわしくないと
気をかけてくださる方がいらっしゃいました
私としては「いいね」を応援や激励と
捉えさせて頂いておりますので
気になさらないで下さい
また数字自体を気にするわけではありませんが
それでも私のことに関心をもって頂けることは
本当に励みになりっており
心から嬉しく思っております
改めてありがとうございます


2017年11月16日(木)


今週はずっと
衝撃の事実と決断ばかりで
本当に
お腹一杯です


それなのに

また新たな試練です・・・


これから予定していた化学療法
ヤーボイについて

ヤーボイを利用する上で
非常に重要なことなので
備忘録以上に
情報としても記載させて頂きます


ヤーボイの落とし穴?についてです。。。



まず結論から言うと

金曜日に予定していたヤーボイ投与は


断 念 


急遽
キイトルーダ投与に切り替えました・・・


理由は

保険適用にならなかったため・・・



日本では
5回目以降のヤーボイ投与は
保険適用不可
実費扱いとなるそうです・・・

※私は去年既にヤーボイを1クール/4回投与済み
 詳細は過去ブログをご参照願います


製薬会社の資料、見解共に
病状や部位、転移・・・に関わらず
どのような事があっても
保険適用で投与できるのは4回まで
それ以上の投与は実費負担
逃げ道もないようです


つまり日本では
保険適用でのヤーボイ投与は
4回しか打てないことがわかりました


当然
医学的には4回以上の投与は可能ですし
海外では使われているそうです


これは病院側でも
今回初めて判ったことで

さらにセカンドに行った国がんにも
改めて問い合わせて貰いましたが
同様に4回以上は打った実績はないとのこと
JCFでも聴講しましたが
国がんでも本当に前例がなかったようです

実際セカンドで伺った見解としても
ヤーボイの再投与は勧めて頂けたわけで
その際も保険適用の話しはありませんでした


★   ★   ★

この衝撃的事実を

放射線治療が終わった直後に伺ったわけです


当然
ヤーボイの手配は済んでいたので
実費なら予定通り金曜日から打てましたが

今回は入院中の処置ということもあり
これは薬だけではなく
入院費もろもろ支払いが
すべて実費に切り替わってしまうものでした

そもそもヤーボイは
1回の投与で約160万の記憶(×4回)
それに加えて
これからの入院費まですべて実費は
現実的ではないので・・・


当初よりお願いしていた
キイトルーダーが投与可能か
早急に検討して頂きました

※先日セカンドの結果を相談したときは
キイトルーダー案は
あまり前向きな感じではなかったのですが・・・
流石にこの状況なので再度打診しました


ただ
私の思いとしては
まずはヤーボイを打って
それでも駄目だった場合
二段構えでキイトルーダへの移行が理想でした


セカンドオピニオンの寄稿でも触れましたが
放射線治療と化学療法の相乗効果の観点で
ヤーボイには実績があると伺っていたので
とても期待していたからです

この土壇場で
数少ない選択肢の一つが
敷居が高くなってしまったことは
非常に残念でした・・・


その他現実的な選択肢についても
議論しましたが
主治医、セカンド、共に

あとは一般的な抗がん剤
ダカルバシンの投与のみ

今までの実績や副作用・・・
QOLも含めると選択肢としては
悩ましいところです



色々と悩みましましたが

下半身の後遺症
手術を諦めてまでも
化学療法を優先させたことを理解して頂き

無理を言って早急に
キイトルーダを手配して頂けました

金曜日の午後


1回目のキイトルーダ投与を開始できました


今は

キイトルーダの効果を

信じるだけです


★   ★   ★

今回の件については
先生方も申し訳ないと仰ってくださいました

私としても
セミナーやセカンドで充分理解した上で

病院や先生方には
早急に最大限の対処をして頂けましたし
今後のことについても色々説明して頂き
心から感謝しています

しょうがないことだったと
納得するしかありませんでした


ただ今回の事実は
患者側にとって
とてもインパクトのあることで
最新の情報を持ち合わせている病院ですら
見落としていた盲点だと思うので
稀な情報として発信できればと思いました


これからヤーボイ投与を検討される方にとって
検討材料になればと思います

免疫チェックポイント阻害薬
ヤーボイ
オプジーボ
キイトルーダー
・・・

そしてこれらの併用療法や
今後の治験まで含めると

最善の対処は
まだまだ検討する余地があり

ヤーボイの投与
このカードのを切るタイミングは
熟考する必要があると思いました


来年には
オプジーボとヤーボイの
併用療法の話しが出てくると思います
私のように既に1クール(4回)投与済みの場合
オプジーボ分まで実費負担になったり・・・

医療面と実用面で
まだ判っていないギャップがありそうなので

患者が安心して治療ができるように


医療関係者や

セミナー、患者会等々で

議論頂けることを願います