2016年6月30日


新しい病院にて上部内視鏡検査をして、二日後説明を受けた。

内視鏡の目視の結果と、掛かりつけの医院で出した病理の結果も入手したらしく、所見は一致。

「食道悪性黒色腫」と説明を受けた。


最初ピンと来なかったが…

妻の表情は険しくなった…


この癌は足が早いこと、年齢的にも進行が更に早くなること、食道癌の中でも1%以下の稀な症例であること、色々説明を受けて、すぐに手術で摘出したほうがいいと進められた。
ただし、検査をして転移がなければ。

状況からして手術がいいと判断して、手術前提で話を進めて貰った。

まずは先生のスケジュールから最短の手術日が決定。19日後。

次に必要な検査ごとに先生が電話で予約交渉。ただ、どの電話もまず最初に断られているようだった。
すぐに手術日を伝えると交渉成立。直近過ぎるので無理矢理突っ込んでくれているようだった。

ことの重大さを少しずつ実感…

そして三週間弱の検査スケジュールが出来上がった。やったことない検査ばかり。全て検査して、最後に手術。。

どうなるのか想像もつかない。。

不安と憂鬱で一杯だったが、
仕方がない…


以外だったのは、食道癌の手術でも告知から検査含めて三週間弱で出来てしまうということ。
※放射線、化学療法等はなかったが。

仕事しながらだったし、気持ちの整理も出来ず、あっという間だった…



余談

結局、ドラマでよく見る癌の「告知」とは随分違って…

予想はしていたからか、
人の目を気にするからか、
実感が湧かなかったからか…

涙を流すこともなく、冷静に、客観的に話を聞いて、納得して帰ってきた。

未だ人前で面と向かって涙すことは出来ない…


多くは風呂場で発散。

ただ通勤中が、以外にも、きてしまう…( -_-)

人混みの中にいると何故か色々と考えてしまったり…

また身体的な症状が出てしまって不安になってしまったり…

見なければいいのに、皆さんのブログを読んで感情移入したり…


溢れそうなときは、

決まってあくびのフリをしてごまかす(つд`)