こんにちは。


喫茶店で読書をしています。


今日は、お客様のところで借りた、二宮尊徳・石田梅岩の生き方・学びに関する本を読みました。


二宮尊徳・石田梅岩に学ぶ 

人生は「自分の力」で切り開け 

田中真澄 著 大和出版

http://www.amazon.co.jp/人生は「自分の力」で切り開け-―石田梅岩・二宮尊徳の教え-田中-真澄/dp/4804714057


その中で、サラリーマンの生き方・商売道に関することが言及されていて、


「パソコンの普及によって、インターネットのシステムが広く組織内に行われるようになると、

 ピラミッド型の組織形態は、次第にオーケストラ型組織に移行していく。組織員の1人1人に

 オーケストラのメンバーのように専門能力が要求されてくる。」


と書いてありました。


まさにその通りだと思います。


私の屋号を「ビジネス・シナジー・オーケストラ」にしたのも、その通りで、専門性をつなぎ

顧客にワンストップ対応して成長をサポートする、という考え方です。


企業では、在籍することに意味のあった世界がより専門性の世界へ。


大企業に勤めることが良かったといわれる「所属価値」から、「何をする・何ができる」という

ことが重要視される「存在価値」へ。


現実を直視し、価値観・考え方の変化が必要となっています。


もう十分に準備されている方もいらっしゃいますが、本の中には、45歳で定年に会社の

制度をして、第2の人生を専門性で生き、生涯現役を目指す社会を推奨されています。


果たして企業の中にどれだけ「外で」やっていく力を身につけた人たちが居るか?


企業も昨今のように終身雇用を行いたいとは思いながらも、できない現実が出てきて

います。


私自身も、昨年12月15日に退職してから、かなりゼネラリスト傾向で、新価値結合だけは

得意でしたが専門職としてはかなり自分の専門分野が見つからず、補完することに焦点が

いった時間を過ごしてきました。


これからは、専門的な力を活用して、さらに伸ばして、企業・個人・社会の成長に貢献したいと

思います。