こんにちは。
昨年末より私も始めました、途上国のアントレプレナー支援、非営利団体のkivaが行っている
マイクロファイナンスですが、何件か全額返金があり、その返金を全額また新たなものに実施
しようと思いましたが、
・案件がほとんどない。
・目標資金まですぐに集まっている様子(ファンドレイジングが簡単過ぎる)
という現状を感じました。
確かに、現在の様子を見ますと、
・毎週3000人以上の投資家が新規加入
・9億ドル以上のお金が資金として途上国のアントレプレナーに回されている。
という現状のようです。
kiva - Loans that change lives
半年ほど前は、何ページにも渡ってファンドが集められており、中にはあまりファンドが
つかないものもありました。
今は、22分ぐらいで最短ファンドレイジングできてしまうという現状。
何やらおかしいような・・・。
起業家自体も、少しずつ層が普通になってきたような・・・。
それはそれで良いのですが、写真やプロフィールを見てて
「借りられるなら、借りてやっていいよ」
というように感じるプロフィールのものも出てきました。
資金供給と潜在的需要のマッチングが厳しくなっているようですね。
支援団体が、途上国の各地で育成する活動として行っているのですが、当然この活動が
ボトルネックになってきているのでしょう。
ただ、余りに資金が多くダブついてしまって、甘くなってしまいますと、本当の意味での
社会貢献マイクロファイナンスとして次の段階に行かないといけないと思います。
この仕組み、日本でも転用できないのでしょうか?
出資法など変更して、少し検討する余地はあると思います。
日本国内で、経営に苦しんでいる方、創業をしようとしている人を支援して、ハンズオンで
支援するNPOなどが現れたら、これこそ日本国内でのソーシャル・アントレプレナーは
いっきに増えると思います。
(将来の目標は、これらの支援者になることですね。)