先日、佐藤 勝人氏による講演で、働く人には4つのステージがあるとおっしゃっていました。
あれから、意識して情報を得たり、いろいろな事を思い返しているのですが、非常に理に適った
内容だと思いました。
「習うより慣れろ」ということと一緒ですね。
次のステップに上がるまでに「2万時間」。
週休2日でのんべんだらりと普通に仕事にして約12年半、休日返上で夢中で仕事して約4年半。
ランチェスター経営などでも、「社長の仕事」で、経営者は勉強をどれだけしなければならない。
その地域で一番になるまでにどれだけの勉強時間が必要、などと法則が書かれています。
①ワーカー(2万時間たって「スペシャリスト・専門家」という道もある)
↓
②トレーニー(教えることのできる人)
↓
③マネッジ(管理者・監督)
↓
④経営者
当然ながらそこまでたどり着くまでに、各段階で最低2万時間を費やさなければならない。
一方、当然ながら、それぞれの階層には、「プール人材」という形で、コア人材が育成される
企業になっている事が多い。(サラリーマンの場合)
40代で「ワーカー」のままだったら、本当に何か考えなければならない。(との事)
スペシャリストになっていれば良いが、そうでもないなら深刻。
でも、気づいたら、その日がチャンス。
そこから動き出す。
かつで、後輩で動き出した後輩が居た。
人生最大の転機とばかり、家族に相談し、上司へ直談判し、行きたい部門の責任者を
口説き落とした。
そういうチャンスを自ら見つけて活動できるというのは、とても素晴らしいことだと思う。
内面の中の違和感と対話し、ここぞとばかり、ベストの一撃を打った。
当然ながら回りも反応し、理解する。 そしてそれは高次のものとなって昇華される。
そんな事を見てきていると、本当にコア人材育成、というチャンスがある時に立ち上がって
くれる人は素晴らしいと思う。
だって、2万時間をさらに高速化させる「加速装置」に乗れるのだから。
まずは「量」。
私も全然量的に活動時間が足りない。
ムリしすぎてもいけないが、やれる事はどんどんやっていこう。