過去に知り合った方が、会社を辞めるかもしれないという
連絡をいただきました。


非常に優秀、頑張り屋で、スポーツマン。


どこから見ても素晴らしいと感じていました。


職場での仕事について、自分の居場所がないように感じる
ぐらい、忙殺されてしまっていたという事だそうです。


「殺人的なマネジメント」については、その場がそういった
下克上マネジメントを要求される場でない限り、マネジメント
する側に問題があると思います。


数年間、耐えてきました。


以前からも、悩みのアップをしていました。本人は苦しみながら
それでも可能性を見出そう、自分の居場所をつくろうとトライ
し続けてきました。


それで、「辞める」という決断をされました。



僕はそれでいいと思います。



難しい事は申しませんが、「違和感を感じている」という事を
前から感じていて、それを逃げずに克服しようとした。それでも
違っていた、という事だったのだと思います。



何もしないで、「違和感を感じている」という状況のまま撤退した
訳ではなく、その違和感を抱えながらも、敢えて挑戦してきたのです。




「死んだ気でやれ」



と良く言います。



「死ぬ気でやれよ。死なないから」



なんていう形で本を師匠は出されました。



これは、ある状態のモデルの下では「常人ばなれした状況をつくり、
実力を発揮する。殻を打ち破る」といった状態を求めるには良いですが、
常にそのような状況を、自分に求めてはいけないと最近思うように
なりました。



過去には、自分の周りにも不幸で、死ぬ気で仕事頑張って、突然死した
方が居ました。理想と現実のギャップが違い過ぎて、悩まれた挙句、
自殺されてしまった方が居ました。


「死ぬ気でやる」という状況に追い込んでいた弊害ではないか、と思います。

体には免疫機能があります。 本当にヤバイところで元に戻そうとする力。

それに気づかずに「死ぬ気」でいると、本当に大事な体からのメッセージに
気づかず、取り返しのつかない事になる。



人間も自然人ですから、自然の治癒力のある環境・自然の気づきのある環境を
心がけていかなければならない、と思います。




実は私自身、思い込んでいたことを最近発見しました。




自分を「ヘタレ」だと思い込んでいた事がありました。




なぜか不思議なことに「寝てない」や「仕事してて倒れた」などという人が居る
一方で、私自身どんなに仕事がたいへんな状況でも倒れたことがありませんでした。



野球・ハンドボール・水泳など小さな頃から鍛えていた体力のおかげなのかも
しれませんが、「(過労で)倒れた」ことがなかったのです。



もちろん、本気になれずに居たことで「ヘタレ」やん、と思った事もありましたが、
どうやらそうではなくて、体の自己防衛本能が働いていて、もう一杯、というところで
きちんと休んだりする習慣がとれていたのだと思います。



体からの防衛本能を知らず知らずのうちにキャッチしていた、という事だと考える
ようになりました。



人生は仕事だけではない。 仕事自体の目的や求めるものを追求すれば良い。

前述の「辞める」と判断した方も、これまでの自分を現実的にしっかり見直し、
どこが良くて、どこがダメ(合わなかった)だったかを認識し、次の新たな
キャリアの轍(わだち)を描いていっていただければと思います。