こんばんは


今日は、愛知県・名古屋市主催のビジネスプラン発表会を見学してきました。


6社のビジネスプラン発表を聞いてきました。


①大豆を全量利用した「すっごい豆腐」製造工程を生した株式会社メイセイ

http://www.suggoi.cc/


②キャラクターデザインを活用した企業イメージ戦略支援(小鬼堂)

http://www.koonido.com/


③独自の組み込みソフトで、音声認識システム装置を企画する「ソフリング」

http://www.sofring.com/


④遮断機能を取り入れたデジタルピッキングシステムの開発と販売を行う東亞ホールディング㈱

http://www.toa-hd.co.jp/


⑤安全性・軽量・低コストを追求した、緩み止めボルト(モーションタイト)の販売を行う

 有限会社アートスクリュー

http://www.artscrew.co.jp/


⑥使用済みポリ袋の洗浄からリサイクルシステムまで提供する㈱カネミヤ

http://www.kanemiy.co.jp/


それぞれに面白い・興味の湧く発表内容でした。


よく考えられた内容を発表されてました。


・技術力・着想により、新たな分野を築いた・・・ アートスクリュー


・新分野にトップの意思によるリーダーシップで、他社にない商品を開発した・・・メイセイ「すっごい豆腐」


・元々持っていたキーテクノロジーを、将来の不安から別の製品に用途開発しビジネスも創造・・・カネミヤ


・オリジナルの開発能力を活用・・・ソフリング


・従来のパートナー商材に新たな機能を付加して商品開発を行った・・・東亜ホールディング


・顧客の声を聞いているうちに、ビジネスとしての重要性を感じた・・・小鬼堂


小鬼堂さんは、私もお世話になっている創業支援プラザのOBで、勉強会などでも頻繁に

活動されています。


何点か質問させていただきました。


どこもそうなのですが、(批判ではないです)どうも日本の経営者というのは、汎用品の道を

行こうとしているように感じます。


これだけの良い機能のものであれば、「上から」のフローでターゲットを絞っていく戦略を

なぜとらないのか? 日本人に根ざす思想なのかもしれません。


大きく売れても、破壊的な技術の到来や、売れる商品であれば当然ながら混戦してしまう

日本の風土ではなく、高い品質を満足させる分野(航空産業など)から、徐々に下流にいく

戦略があって良い気がします。


ユダヤの商法と言われることもありますが、独占を目指すのではなく、適量を目指した

商売を考えるのも必要ではないかな、と思います。


それはそうとして、エコに関する視点でも重要な視座になるビジネスプランもありました。


良い勉強・きっかけになりました。