こんにちは。


集中豪雨など、本当にたいへんな気候の変動が続いています。


先週の東京では、制約理論に基づく問題解決プロフェッショナルとして、

「TOC-ICO認定 ジョナ」の資格をとるべく、「思考プロセス」を受講し、

実際の企業の問題解決につながる問題の構造を明らかにする

活動を勉強しました。


①好ましくない結果〔UDE: Undesireble Efects〕を取り上げる

②UDEを数個取り上げ、中核となる対立を導き出す

③中核となる問題を、他のUDEとどうつながっているのか、ツリーにして

 因果関係を明らかにする


というものです。


その中で、方針・制度・評価・仮定などを発見していきます。


行動する背景には、それを評価する(される)仕組みがあり、その根底にある

価値観・方針の間違いを発見していきます。


「あなたが評価するから、私は行動する」


そもそも評価が間違っていては、そこでとるべき行動が間違ってしまう。


そこで、効果的な注入するべきやり方(インジェクション)を注入し、対立している

問題を解消する方法を考えます。


企業、組織では、管理を行き届かせるために、組織を細分化します。


そして、陥ってしまうのが、「部分最適」という罠。


自部門の効率を最大にしても、全体としては全く利益にならない事もあります。


同じようなことが、設備改善のための投資や省力化での改善にも当てはまります。


人間は、サボって良いということができないので、いつも管理の資料や手待ち時間を

とにかくなくそうとします。


これらの事を改善する方法として、私自身が行き着いたのが、「全体最適」という考え方。


来週は、明らかになった問題構造を解決するソリューション方法を学んできます。


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