ただいまいつもより一本早い新幹線に飛び乗って、名古屋に帰るところです。


今日は、「イノベーション by ケミストリー」でナノテクロノジーをバスケットの選手が

ボールをナノテクロノジーの素材のところにダンクするCMで有名な東レの技術戦略論の

講演でした。


取締役の技術戦略本部長から直々のお話。


基礎技術の開発にとても力を入れていて、経営陣も長い開発スパンでも可能性のある

分野には経営資源を投入して開発を進める姿勢が、結果として最先端の分野への開発や

これまでの繊維技術などへの最先端分野の応用などを行っていく成功事例として

映りました。


技術開発力と製造能力、これがこれまで日本で成功してきた分野ですが、東レの場合も

たとえばボーイングに採用されているカーボン素材など、技術優位性のある分野を

さらに特化させて市場化させていく方法で成功してきたと言えます。


もちろん、課題もあって、見た目には、開発分野が分散しているように見えることなども

上げられますが、研究した技術を、繊維・フィルム技術・水の技術・バイオチップなどに

転用させていく面では、非常に良い有機的な事業シナジーを生んでいるように

思います。


もちろん、東レさんの場合も、大量生産により最終的に利益を回収しなければならないので、

過去にエクセーヌという人工スエード素材が、日本よりもイタリアで高付加価値で販売できた、

日本よりも利益率が高かったというマーケティングとブランド創造および大量生産による

大衆化との狭間でバランスをとらなければいけない、というような経験もされました。


技術の変化が社会を大きく変える。イノベーションという非連鎖的な活動を続ける重要な

戦略として技術戦略があることを感じました。

(ちょっと文章になっていませんね。また時間のある時に校正しなおします(汗))