さて、論文を書く(こねくり回しているだけのような・・・)合間に、ちょっと論文から離れて、
書こうと思います。
今、論文では、商品企画に関する実践的なインプリメンテーション(実施)の方法を書いています。
実証事例として正しいかどうかわかりませんが、私が勤務する会社で経験した、導入から定着まで
わずか1年で実施する事ができた事例を元に、如何に一般化(誰にもでもわかる)して、おおむねの
企業で展開できるかどうかを書こうとしています。
技術戦略っぽいところや、企画のフェーズ(場面)マネジメントなども絡んできたり、組織論も絡んで
きます。しかし最後は、「会社のコンピタンス」もしくは「コア技術」かなぁ、ということになりそう。
(新規性があんまりなくなりそうですね。)
ところが、どんなに頑張っても、もうひとつ乗り越えなければならない点があります。
高齢化を見据えた国際化。 すっごく簡単に言えば英語でもビジネスが実施できる会社になる事。
でないと人材数が圧倒的に少なくなる。
下記、引用です。詳しくは、http://blog.japan.zdnet.com/tokuda/ からどうぞ。
「昨年末に発表になった数字によりますと、50年後日本は40%以上が65歳以
上の老人国家となると同時に、人口も9000万人を割るということです。これまでは、
年金システムが維持できることをアピールするために、厚生労働省も1億人ぐらいに
とどまるだろうと言っていたのですが、年金改革を進めるために、とうとう本当の数
字を公表しました。
一方、米国の人口は50年後には4億人を越え、今後も経済成長を続けます。これまで
日米の経済規模の差は1:2と言われていたのですが、1:4に拡大します。もっと
恐ろしいことに、社会の中心となって仕事をやっているミドル層(30代・40代)の世
代の人口は現在の3分の2まで縮小しますから、日本の起業家の数も激減します。米国
も同じく少子化が進むのですが、そこは移民の国、開かれたビジネスチャンスをえさ
に、世界中から優秀な人材の興味を集め、彼らをセレクトしながら、ミドル層を次々
と補充して行きます。新入りである彼らが、自国民の雇用を奪うのではなく、新しい
産業、企業を起こし、新しい雇用を創出していきます。」
どうですか?
イマイチピンと来ないのが本当のところでしょう。
「子供にこんな苦労をかけちゃうかも」なんて思ってたりするかもしれませんね。
近いような事例で、某社が社会的に迷惑をかける形となった昨年以前の話ですが、安全装置の普及を
求めて安全装置組み込み済みの器具を業界を挙げて提案していた時、顧客内で、(対応できていない)
某社商品を昔からの関係でかつぐ経営陣が言っていた事、「そんな事言っても我々はあと数年で引退するから、
それまでの間に波風を立てたくない(結果的に導入せず)」とおんなじなのです。
「ゆで蛙」
でしょう。熱くなるのに気づかない。熱いと思った時にはなんともならない。
どこにでもある事ですが・・・。
経営としてはあってはならぬ事。 将来を見据えるという点では、人材の確保。自社をいかに自分が
居なくてもできる自立した組織にしていくか、できたとしても若い競争力のある人材を将来的に
継続できるか?
技術戦略云々よりも、開かれた会社戦略、言語マルチ対応戦略の方がいいかもね!
P.S.
前述の会社は、ある転換の際に結果的に莫大な部品費用を要したとか・・・(推測であって確証はありません)。
世がコンプライアンスや株主重視にもう少し前からなっていたら、ひょっとしたら経営陣は総退陣+負担コストの
請求が起こったかもしれませんね。