自宅でのんびりしています。
今日もMixiをいろいろと見てしまっていたのですが、技術経営(MOT=Management of Technorogy)に関するコミュニティが3つほどありましたので登録させていただきました。
その中で、「MBAとMOTに関する違い」に関する内容の質問があったので、自分なりに答えてしまいました。
考え方の源泉は、東レ経営研究所さんで学んだことがほとんど(苦笑)なのでパクリになってしまうかもしれませんが、何とか自分の言葉として答えれることができましたので、ここに転記させていただきます。
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元々は確かに歴史的経過でMIT(マサチューセッツ工科大学)が、ちょうどトヨタの成功など日本の成功をベンチマークし、リーン生産など日本の仕組みを学び始めた際にスタートしたもので、理系の学生が経営を学ぶ事を想定していた様子ですが、いろいろと環境が変わり、技術マネジメント、アントレプレナーシップなど不確実性のある環境でいかに技術者に経営要素を高めていくようにするか、体系的に考えていった様子がうかがえます。
あるいは、産学連携など、「イノベーションと起業家精神」で語ったドラッカーのように、大学から企業の
発生した現象が注目され始めたのもこの時期だったのではないか、と思います。(ヒューレット・パッカードなど。)
日本でも、MBAには公的な予算がつきませんが、MOTはここ数年の間で経済産業省が中心になって予算をつけていっきに広がりましたね。
法政大学の清成総長が、有名なMBAとMOTの違いを述べた内容があったと思います。パッと思い浮かべる事ができませんでしたので、METI(経済産業省)のレポートから下記を抜粋しました。
http://www.meti.go.jp/policy/innovation_corp/subcommission/4th/4-reference.pdf
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MOTとMBA 型経営は、以下の違いがある。
MBA型経営は、経営戦略、財務、会計、人材、マーケティング、組織、経営戦略、環境、法務、社会責任・倫理、リスクマネジメントなど、主に既存事業に関わる企業経営上必要な各専門領域を、横断的に経営の観点で学び、実践するもの。
一方、MOTとは、さらにこれら横断領域に、技術獲得戦略、予測、R&Dプロジェクト評価、標準、知的財産、プロジェクトマネジメント、製造、ソフト、サービス、ベンチャー、事業開発など次世代の成長のエンジンとなる事業創出を主眼とする接続的発展のために、企業経営上必要な専門領域を横断的に経営の観点で学び、実践するもの。
実際はこれらすべてを総合的にカバーするのは困難なので、個別企業・組織の特性に応じた軸で取り組まれている。
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カンタンに言いますと、(自分なりの解釈ですが)
・既存のものをうまくやる。もしくは価値を高める経営を行う →MBA
・不確実性下の環境で、イノベーションを起こすような環境を計画的に実現し、課題や乗り越えるべき課題を整理し、新しい価値を生み出す。そのためのプロジェクト・マネジメントや知財・技術マネジメントを学ぶ →MOT
ではないかな、と思います。
そんなところでしょうかね??
ちなみに、良く「MBAって何?」って質問をいただく事がありますが、いつも私はうまく答えられません。
バスケットボール(NBA)と思っていてくれる人が居ると、ホッとします。