明日はヴァレンタインデー。

ヴァレンタインにチョコを贈る習慣は、
19世紀後半にイギリスのお菓子メーカーが
ハート形のチョコレートBOXを発売し、
ヴァレンタインの贈り物として
人気となったことが始まりとされています。

今日はあるチョコレートブランドの名前にちなんだ
バーレスクにまつわる
話をしてみようと思います。

ーーー
さて、
高級チョコレートの代名詞のひとつにある
GODIVA(ゴディバ)」。

ご存知かもしれませんが、この名前は
実在の11世紀イングランドの領主伯爵の妻
レディ・ゴディバ (ゴディバ夫人)の名前。

菓子ブランドのゴディバ創始者夫妻が
ゴディバ夫人の伝説に深く感銘し
1926年に自分たちのブランド名としてつけたと言います。

レディ・ゴディバの伝説とは…
11世紀イングランドの小さな町の領主レオフリック伯爵と
その美しい妻レディ・ゴディバの物語です。

ーーー
夫の伯爵による公共事業の莫大な費用を
領民に重く苦しい税金として課したことに対し
心を痛めたレディ・ゴディバは
税を軽くするように伯爵に何度も頼みます。

伯爵はその気はないので、夫人に無理難題を出しました。

「全裸となって馬に乗り、
 領地を廻ってくればそれを約束をしよう」

レディ・ゴディバは翌朝それを実行します。
領民も彼女の誠意に答えようと、
窓を閉め家から出ないように努め敬意を表しました。

そして、彼女の願いは夫に聞き入れられたと言います。



貴婦人ゴディヴァ: 語り継がれる伝説
ーーー

このレディ・ゴディバの話は伝説ですが、
このあとも様々な出来事に現れました。
そして、バーレスク史にも現れます。

ストリップティーズの女王 サリー・ランド 
「レディ・ゴディバ」になったのです。

-
つづく