トレーナーから1対1で運動や食事の指導を受ける
「パーソナルトレーニング」による骨折や健康被害が多発しているとして、
消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は5月19日、調査を始めたと発表した。
報告されている事故を分析し、再発防止策をまとめる。
パーソナルトレーニングは、トレーナーが利用者のライフスタイルに合わせた指導をする新しいサービスで、
運動不足解消やダイエットなどを目的にする人が多い。
一方で、トレーナーは法的な資格保有の義務はなく、サービスの質もトレーナーの資質に委ねられている。
国民生活センターによると、2017年度以降の約5年間で、
パーソナルトレーニングによるけがや病気の相談が105件あり、そのうち女性が9割だった。
ある30代女性は重量のあるバーベルを持ち上げ、徐々にウエートを重くするトレーニングで腰椎を骨折。
また、糖質ばかりの食事をとるよう不適切な食事指導もされていた。
重量ウェイトをメインにする
コミット出身ジムには特に注意が必要