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◇各宿泊施設がユニークな独自プラン用意
みなかみ町観光協会は、男性客を対象とした春から秋の旅行プランで「はっちゃけ野郎旅」を共通テーマに設定、各宿泊施設が個性的で、ユニークな独自プランを用意する。同協会は昨年、「女子会」など女性グループを対象とした企画を展開したが、今年は一転して男性客をターゲットにした。
水上温泉のひがきホテルでは「ワイルドだろう~が合言葉プラン」を計画中だ。人気のお笑い芸人にあやかり、宿泊客にバスタオルや浴衣の貸し出しはせず、フェースタオルで体をふき、館内ではTシャツ、短パンで過ごしてもらう。夕食もホテルの通常料理ではなく、500グラムの巨大ステーキを用意という異例のプラン。同ホテルは「思わず『ワイルドだろう』とつぶやきたくなるようなプラン」と説明する。
また、同温泉「ホテルサンバード」は、JR上越線の水上駅に電動自転車を用意し、ホテルまでの山道を上ってきてもらう「電動自転車で山道をあがってきやがれプラン」を展開する。自転車でホテルまでの観光コースを見物しながら来てもらおうという企画だが、駅とホテルの距離は約13キロで、標高差も600メートルある。同ホテルは「男らしさ、根性をみせてもらおうと企画した」という。
このほかの各施設も「オトコの熱湯一人旅」「熟女とはっちゃけ野郎プラン」などユニーク名前のプランを企画。同観光協会は「みなかみ町内には、激流を下るラフティングや度胸試しの橋から飛び降りるジャンプなど男性の旅行を盛り上げる環境がある。今年は『男』で売り出したい」と話している。問い合わせは同観光協会(電話0278・62・0401)。【庄司哲也】
5月11日朝刊
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