最強「モンスター」 | バイクと仕事と子育て何とかなるか?

バイクと仕事と子育て何とかなるか?

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今日は朝から本降りの雨、こりゃバイクは無理だから家族サービスで点数稼ぎでもしておこう・・・と思ったのですが、昼くらいから急速に天気が回復したのでバイクに乗りた~い。
しかし自分の「M900」はまだ修理中だし、「エストレア」な気分でもない・・・で、最近ハンドルやらステップバーやらを交換して、様子見ておいて・・・といわれていた「モンスターS4RS」の「様子を見に」行ってきました。
 
この「S4RS」、以前も書いたのですが、とにかくジャジャ馬っぷりがハンパなくて、アクセル全開にしたらフロントタイヤが浮き気味になってハンドルの振られが強烈。そして前後「オーリンズ」のサスが純正装着されているのに、サスの動きが悪く高架道路の継ぎ目などではまともに腰に衝撃が伝わります。当然ブレーキング~コーナーリング中もサスの動きが感じられず、安心してライディングすることが出来ず、当然楽しくもなかったんです。
で、今回、従来の「アップハンドル(ノーマルより高く、幅は狭くて絞り角も付いている)」を超低く絞り角も付いてるバーハンドル(ポジション的にはクリップオンに近い「ライディングハウス製」に交換し、ステップはノーマルバーと交換して15mmほどアップに出来る「VORGUE製」としました。あと、タイヤが「ピレリ ディアブロSC V2」ですね。
あわせて、前後サスのセッティングをメーカー出荷時のセッティングを完全に「無視」して(もちろん迷った時には戻せるよう記録してあります)「1G」ストロークを見直し、ダンピングもサスがとにかく「動く」ようにセットして走り出します。
 
まず走り出してすぐに感じるのがサスセッティングを「柔柔」にしてあるので乗り心地が改善されていること。ブレーキングや加速時にサスの動きを感じやすくなっていることに気付きます。またハンドルが大幅に低くなったことで、急加速時のフロントタイヤの浮き上がりが抑えられています(それでも浮いてきますが)。
とりあえずフィーリングは悪くないので、そのまま「お山」に向かいます。
走りなれた山道ですが、はじめのうちは速度が比較的低く、路面もあまりキレイでないお山なのですが、今まではまったく感じられなかった「ピッチング」が感じられ、アクセルオフやブレーキングで車体姿勢を作ってコーナーにリズム良く進入できるようになっていますし、コーナーリング中の安定感も増しています。反面、大き目のボディーアクションで「S字」を切り返したりすると「ダンピング不足」でリヤが「グワングワン」しますし、コーナーに飛び込んでからイメージしたラインをトレースできず「アンダーステア」気味になることもしばしば。前後ともサスがやや動きすぎているのは間違いありませんが、ドコを強めるのか(または弱めるのか)を考えながらしばらく走り、道路がアップダウンが無く中高速コーナーが続くエリアに入る前にフロントサスの動きすぎを抑えるため、リバウンドダンピングを少々効かせ、旋回性を高めるためプリロードを少し抜きます。
 
家から60分圏内に、私が今まで走ってきた道路の中でイチバン好きなルートがあるのは幸せなことです。比較的一般車が少なく、アップダウンが少なく、見通しの良い中高速コーナーが続き、サーキットのように長くバンクさせ続けられるコーナーがあり、路面状況もおおむね良好です。もちろん複合コーナーや先が曲がりこんだコーナーもありますが、それらをイメージ通りのライン取りでクリヤしていくのは最高に楽しいのです。もちろん「ヒザスリ」などしませんし、サーキットのような「ハングオン」もしませんが、イメージ通りにマシンを走らせるためにはライダーとバイクが一体となり、ライダーが目で追ったラインを寸分違わずトレースするためにはバイクのセッティングが決まっている必要がありますし、ココで気持ちよく走れないバイクはサーキットに持ち込んでも上手く走らないモンです。
 
リセッティングした「S4RS」はさらに手の内に収まってくるように感じられ、バイクの挙動に気を取られることなくルートに集中することが出来るようになってます・・・が、やはりコーナー前半~CPにかけて「アクセル全閉」でエンブレが効いてるあたりでフロントタイヤがイメージより外へ外へ出る場面があります。フロントサスのプリロード不足か、リヤサスがストロークしすぎてフロント荷重が不足してるのか・・・。
 
どこまでも続くワインディングを走りたい気分ですが、そもそも出発が15:00前でしたので早めに切り上げないと日が暮れてしまいます。「スモークシールド」で日没後のお山を走るのはイヤなので、ログ喫茶「かぐら」で休憩、新メニュー「ワッフルパフェ」でエネルギー充填。
このワッフルパフェ、バニラアイスクリームに生フルーツ(バナナ・オレンジ・白桃・パイナップル)と焼きたてワッフルをスティック状にカットしたものが刺さっている感じのもので、冷たいアイスクリームと熱々ワッフルのコラボが美味しく、口の中が甘くなってきたらフルーツでリセットできて、最後まで飽きることなく食べられました(一気食いですが・・)。
 
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さて、帰路につく前にサスのセッティング・・・。リヤのプリロードをかけてみたいのですが、フックレンチは持ってなかったのでリバウンドダンピングを少々効かせてみます。
その結果、コーナーリング中の路面のウネリなどの「いなし」が良くなりますが、やはり旋回性は上がってきません。根本的にフロントの荷重が足りてないのならフロントフォークの突き出し量を増やすか、リヤのプリロードをかけるか、しかし路面のギャップなどを拾うとハンドルがけっこう大きく振られることもあるので、アライメント的に「トレール不足気味」なのならそっちが悪化するかも・・・。
あとどんなセッティングを試そうか・・・と考えながら帰りはノンストップで走りきりました。
だって、自分のバイクじゃないしオーナーさんとは体格もカナリ違うので、私専用のセッティングを見つけることに意味はないのです。この先はオーナーさんに乗ってもらって、違和感があったり上手く走れないところを見つけてもらい、そこを改善できるセッティングを考えてリセッティングして試してもらい・・・ってのを繰り返すことになるのですが、オーナーさんの伝えたいことを理解するためにも、このバイクが今どんな状態なのか・・・を知っておくことは大切だし、大きな仕様変更後はまず「正常に機能するのか・・・」を試しておかなくてはなりません。その意味ではとりあえず「スタート地点」には立てたところです。
 
しかし「S4RS」、前にも書いたとおり「最強(最狂)ネイキッドマシン」です。スーパーバイク用エンジンをネイキッドバイクに搭載し(このマシンはフルエキを組んだフルパワー仕様です)、電子デバイスによる操作ミスの補正もありません。
昨今のオートバイの進化(?)の方向性から見れば、今後こんなに過激なバイクが登場するとは思えません。「そんなパワーが必要なのか・・?」などというのはこのマシンの前では愚問です。乗って面白ければイイじゃないか・・・。しかしコイツに乗って「面白い」と思える瞬間はどれほどあるのか。もしかしたら「苦悩」や「葛藤」の時間の方が長いのかもしれない、私が乗ってもコイツで1日中乗り続けるのはゴメンと感じてしまう。
 
でもね、テスタロッタエンジンが吠えるのよ・・・アクセル全開でエンジン回転が「9000」を超えると・・・。
もちろん一般公道でその声を聞くということは常軌を逸した速度になっているということであり、認められることではありませんが、ぜひサーキットでその「ウナリ声」を聞きなされ、理屈やモラルなど吹き飛んでしまうかもよ。
 
オーナーさんにはぜひコイツと仲良くなってもらい、「ウナリ」をあげるエンジンを武器にしてイただきたいもんです。
 
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