毎年7月20日の海の日に開催されていた名古屋みなと祭。
場合によっては夏休み突入後にやっていたりしました。

ところが、ハッピーマンデー制度導入後から、海の日が3週目の月曜日になったようですが、
祭りの開催日程は7月3週目~4週目の土曜日(18日過ぎ)となっています。

今年の第67回名古屋みなと祭7月20日(土)の19:30~です。
名古屋市で大きな祭りであり、愛知県の三大祭といえます。毎年、40万人近くの人が来場します。

ところで、このお祭り、特徴は、
・クルマでは来場不可(駐車場なし)
・メイン交通手段は地下鉄のみ
・その地下鉄、名港線しかなく人が集中する
・築地口駅以南の名港線の上は15時~22時はクルマ進入禁止(近隣道路は17時~進入禁止)

ということで、来場・帰りが非常に苦労するお祭りであります。


それでは、アクセス攻略法です。

(午前)
まだ屋台も準備中。築地口以南は15時~通行止めで歩行者天国状態となる。
ただし、神輿や和太鼓は12時過ぎからはじまるので、これらを見物したければ、午前中に移動するといい。
地下鉄は祭り関係者などで通常より混雑するも、まだまだ空いている。

(正午~15時)
このあたりから地下鉄は朝の通勤時間帯(金山以南は夕方通勤時間帯)のように混雑する。
栄駅では東山線、金山駅では名鉄・JR・名城線からの乗り換え客で混雑し、積み残しが出ることも。
とはいえ、まだまだ通勤時間帯クラスなので苦にするほどではない。
花火見物場所のガーデン埠頭はまだ空いている。場所取りはこの間に。

(15時~17時)
名古屋港ゆきの混雑率は100%以上が当たり前。押しくらまんじゅう状態で苦労しそうだ。
この時間帯になったら、スリや痴漢には注意しておきたい。
屋台を楽しみたければ築地口駅で下車して南下するといい。ガーデン埠頭は場所がなくなりつつあるが、ダメではない。
東海通、港区役所駅付近の住民は、地下鉄を使わずに歩いた方がいいかもしれない。そのような住民は多い。
個人談だが、10年以上前に東海通に住んでいた時は、30分以上歩いた記憶がある。

(17時~19時)
混雑はピークを迎える。六番町、東海通、港区役所駅付近の住民は、地下鉄を使わずに歩いた方がいい。もはや途中駅で乗れる状態ではない。逆に吐き出される可能性もある。
個人的には、東海通や港区役所で吐き出されたら、いっそのこと歩いてしまおう。

また、神宮前や当知方面からのバスからの乗り換えも多い東海通駅だが、この駅経由はやめておくべきで、港区役所から大人しく歩くといい。
意外かもしれないが、名古屋から来るなら、あおなみ線で稲永駅から30分かけて歩くのもあり。あおなみ線は着席可能(無理でも全然混雑していない)。
花火大会がはじまる時間帯は動きづらくなる。名古屋港駅からの退場規制も行われる。(どっかの出口が入口専用となるため)
会場には、17時~18時には着くべきだ。

(20時すぎ)
帰りの時間帯。花火大会終了と同時に客足は駅のほうに向かう。人々が殺到するので入場規制になる。
20時半をまわると入場規制が行われて簡単には乗れなくなる。地下鉄は臨時列車を運行しているとはいえ、殺人ラッシュクラスになる。
個人的には、花火大会終了ちょっと前にはガーデン埠頭を後にし、名古屋港駅近くにたどり着けばいい。すると、殺到する前なので意外と流れている。また、電車も着席したければ、1本~2本待って乗ればいい。
殺到する時間(20時40分すぎ)になるとそれは不可能となる。
築地口駅から名古屋港ゆきに乗って…の選択肢もあるが、そこまでたどり着くのにも時間がかかるうえ、入口一部閉鎖されているし、同じことを考える人も多い。
個人的に面白いのは、港区役所駅まで歩いて乗る手もあるが…。
港区役所、東海通、六番町沿線の住民は、歩いて帰るのもひとつだ。
また、港区役所や東海通からバスも出ているので、そこまで歩く手もある。

なお、名古屋港→港区役所、東海通、六番町で下車する際は着席せずに、進行方向左側のドアの近くを確保できるようにしたい。確か、2番線の電車なら奥まで、1番線の電車ならギリギリまで待てばいいはずだ。
誤って進行方向右側のドアまで行くことになったら、日比野駅で下車して折り返そう。
着席してしまったら、金山駅まで連れて行かれる。身動きがとれない。

穴スポットは、稲永駅からのあおなみ線。そこまで歩くのに時間はかかるが、全然混んでいない。着席は厳しいかもしれないが、余裕がある。

築地口駅からバスもあるが、渋滞していてアテにできない。


地下鉄の最終電車には全然間に合うが、他路線(JR、私鉄)の最終電車には気をつけたい。


(個人的にオススメは)
15時~16時に名港線築地口駅で下車し、屋台めぐり。ガーデン埠頭で花火を待つか、屋台や神輿などを見るかはおまかせするが、19時までには所定の場所へ。
花火をみるのなら、17時までに名古屋港駅へ。
20時半の終了前には会場を出始め、名古屋港駅付近へ。
金山や栄まで座りたかったら、停車中の電車を見送り、次に来る電車を待つ。
東海通や六番町までなら、2番線の電車に早めに乗って反対のドア付近にいくか、1番線の電車の「開いているドア付近にいれるように」乗車する。




次回は、「豊田おいでん祭り」です。