前川國男

「木村産業研究所」

建築馬鹿:ワタヤノボル

この建物は前川國男の処女作です。

私が驚くのは、この建物は第二次世界大戦前の作品なのです。

一見、普通の建物ですよね。なんか車だったら徐行することなく通り過ぎる。

そのぐらいの建物です。

でもそのたてものが、

戦前に青森県弘前に建てられていたということに驚きます。

建築馬鹿:ワタヤノボル

どうですか、これが戦前の作品です。

そしてこのサッシ(窓枠)などはフランス製です。

戦前の時代に輸入建具なんて、ビックリです。

天井が赤い!

RC(コンクリート)造なのですが、その使い方も、

今の建築法では絶対に建たないと思いますが

デザインも師匠のコルビジェを意識したデザインですが、

いろいろなところに前川節のような表現がされていました。

そしてこの建物も築78年という恐ろしい年月を愛され使われてきた

名作だと思っています。

丹下健三


「日南文化センター」

建築馬鹿:ワタヤノボル


この建築物は何がすごいのか?といわれるとスグに私は答えられません。

でもやはり、南九州の地にこの建築物は似合っているようなきがしてなりません。

この建築物を建てたのは「代々木体育館」「東京都庁」「フジテレビ社屋」などで有名な人です。

この建物の中に入ると、その南の国の強い日差しをが急に和らいだ感じになります。

その外と中のコントラストもかなり素敵です。

なぜ、こんな角ばったデザインにしたのだろう?と少し考えてしまいますが、違和感はありません。

それどころか溶け込んでいるような気さえしてくる。

もちろん、年月を重ねると人間と同様、建築物は風景に溶け込んできます。
(そうでない建築物もありますが。。。)

この建築物は色々な方向からみると表情を色々とかえるので、

写真を撮る方には色々なアングルでとれるので、結構楽しくシャッターを押せる建物です。

都会には1方向からしかアングルがない建物ばかりですから、

こういった地方の建築物は時間をかけて見れます。

そういった面でも建築物は地方のものの方が愛されてる感じがしてなりません。

この写真の前の芝生に私は到着してスグに上に立ち、この建物をみました。

「なんか違う感じがする。」というのが本音でした。

なんだろう、この違和感は?と思って建築物を見て回り、この場所を後にしました。

この建築物とこの前の芝生、なんか違和感があるな~と私はここに到着したときに思っていました。

なんか、これは丹下健三が表現したかった日差しの強さと力強い建物をあらわしてるように思えないと。。。

そして家に帰り、インターネットでこの建物の古い写真を見て、解りました。

この芝生を丹下は取り入れてない。全く逆だったんです。


建築馬鹿:ワタヤノボル

見てください、この石畳というか粗い石たちを。

日向の鬼の洗濯板のみたいな形状。

これです、好き嫌いは分かれると思いますが、この強い日差しにこの荒々しさ、

これこそ丹下が表現したかった、ものなのでしょう。

このまま残してほしかったですが、こんな使い道もない広い公園は

やはり芝生のほうがいいのかもしれませんね。

大阪ガス

「NEXT21」

建築馬鹿:ワタヤノボル

また他から画像借りてきてしまいました。
申し訳ございません。

でもこれを借りてくる理由がちゃんとあるんです。この後の写真と比べるために。。。

この画像は竣工当時のしゃしんなんです。

このNEXT21は実験住宅とされ、色々なことを試しています。

もう15年以上経っている建築物ですがその実験内容は、

とても素晴らしいものです。次にある画像は私が5年以上前に撮ったものです。

建築馬鹿:ワタヤノボル

解りますか?この緑の多さ、ハッキリ言ってビックリです。
育ち方が半端じゃありません。
なぜこんなに育て居るのか、
それはこのビルの空調から出る排水(クーラーとかから出る水)
を花壇などに上げているんです。ある意味、水をあげなくても育ちます。
そして生活ででる熱(クーラー、換気など熱を土に与えてるんです。)
なので、毎日が成長期なんです。
すごいですよね、こんな集合住宅なら住んでみたいです。

この集合住宅はスケルトンインフィルという手法で、
設備や住宅間取りは時代と共に変更できます。

素晴らしいです、本当に。

そしてこの集合住宅は建築設計時に天空の城ラピュタみたくする構想があったそうです。
当たってます!私はこの建物を始めてみたときはラピュタっぽいなって思いましたから。