大家好 !
天津赴任、2年目の陽陽ヤンヤンです!
私のブログは「天津yanyan」で簡単にググれますからネット検索してくださいね!

今後天津赴任が決まって今日本で中国赴任の準備をされている方の為に
なかなか日本で情報を得られない
最新の天津事情をお伝えします。
毎日ブログを更新していますので、各テーマ別にファイルしている過去の記事もご参考ください!!

日本一時帰国からの天津への帰り。
前泊は関空内にあるホテル日航関西空港。
モーニングビュッフェを試してみましたが
これがかなり良かった。
岸和田の卵など地元産の素材もたくさん使って

良かったのは
「朝からステーキ」
「朝からチーズ」

ステーキは神戸牛なのか?本格的な美味しいステーキでした。
粗塩やタレも試しましたがワサビが良く合いました。
朝五時半から営業開始で朝一番に行ったため貸し切り状態でしたが
ホテルマン達が私の周辺をつかず離れずでずっとマークしていて不気味でした。写真撮っちゃダメなんですね多分。


今回はしっかりホテルで食べたので
ラウンジにはいきません。

プライオリティパスを持っていれば世界中のラウンジが使えるのですが
この関空では出発ロビーの三階にある大韓航空のラウンジか、大阪ぼてじゅうでしか利用できず
私はいつも大阪ぼてじゅうでたらふく食べてから
搭乗するのですが
今回は流石にもう食えません。

チェックインカウンターで荷物を預けその後
関空はまず保安検査がすぐあります。

そこで悲惨なものを見てしまいました。

あるおっちゃんが手荷物のリュックの中に入れていた
ツナ缶やおつまみ缶、カレーやパスタのレトルトパックなど沢山の食品を保安検査で指摘されて
没収されようとしていました。

こうゆう事をするのは海外赴任者しかいない。
赴任先で手に入らないから。

私の読みでは最後の最後に思い立ち
空港のコンビニで買って海外に持ち込もうとされたのでしょう。
気持ちは痛いほどわかります。
日本のコンビニは私達海外赴任者にとってはドリームランド。

ああこのエイヒレとか鮭とばとか持っていきたいなあ。この明太子ドレッシング、美味そうだなあ、絶対向こうに着いたら手に入らないなあ、
そう思ってしまう。

でも機内持ち込みは全部没収されます。
レトルトや缶など
そのおっちゃんは絶対気圧で液漏れしないし大丈夫だと思ったのでしょう。
でも食品はどんなものでもスーツケースに入れないとダメです。

私も最初の赴任当時は料理酒やみりんなど液体物を沢山持って行きました。
自炊するにあたってもし天津に売ってなかったらどうしようと。
スーツケースの中は一切お咎めなし。でも着任してからは殆どの調味料が天津でも手に入ることがわかりました。

私の過去のテーマ別記事を読んでくださっていれば向こうで買えるもの買えないものがわかったのに。
おっちゃんが読者でなかった事が残念!!
って、行き先は中国じゃないでしょう(^^)

中国の場合は総じて

「絶対手荷物に入れてはいけないもの」
食品、液体。歯磨きなどチューブ状のゲル状の固体。
逆にスーツケースは食品、液体入れ放題。

「絶対手荷物に入れスーツケースに入れてはいけないもの。尚且つ検査員に見せなきゃいけないもの」
パソコン、ワイファイルーター、電子辞書、携帯電話等電子機器。財布も見せた方がいい。
逆にスーツケースに入れたら中国出発の場合はそのスーツケースは飛行機に乗せられない。

これを覚えておきましょう。
そのおっちゃんのガッカリした傷心の表情が忘れられません。

そして保安検査を終えると出国審査。
この時に絶対やらなきゃいけない事、

「係員に出国日のスタンプを押してもらう事」
日本人は入出国業務を簡略化しパスポートの自動読み取りゲートで処理します。
でも必ずそのあとですぐ日付スタンプを押してもらってください。
日本を出国したと言う証拠がないと中国でホテルに泊まれない。

逆に日本へ帰国する場合は日本に入国した時の日付印が無いと
日本で中国居留証明書を見せての免税爆買いができません。

とにかくあらゆる場合もパスポートに日付印を忘れずに!
これを覚えておいてください。

そして手続きが終わるとトラムに乗ってゲートに向かいます。



中国人として不便だなあと思うのは
「お湯サーバー」が無いこと。
中国の場合はこの搭乗案内待ちの間に自分の水筒にお湯を入れお茶を立てるのですが
それができない!

中国人にとって最も不必要な「冷たい水」しか
もらえないと言う皮肉。
もう嫌がらせに近い!(^^)

ロビーで搭乗案内を待っている間に
ANAの中国人服務員から
「北京空港の受け入れの混雑で出発が少し遅れる」とアナウンスが待合ロビーに流れる。
その瞬間中国人達は一斉にアプリで調べる。
周囲いろんなところで9:44と囁いてる。

私の隣のお姉さんも
「あ、お父さん。私。
出発が9時40分から9時44分に遅れるけど
到着は定刻より早く着く予定だから安心して!
じゃあまた遅れるようなら電話するね」
と北京に迎えに来ている家族にすぐ電話。

とにかくスピードは速いです中国人。
躊躇しない。
直感的にすぐアクション!


ANAの服務員より周囲の皆さんの方が情報キャッチが早い。
笑っちゃいますね。

そして結局は定刻通り搭乗可能となりました。
日本人だと下記のような画像を見ると
「あれあれ誰かもしかして買い物袋を忘れてんのかな。大変だ!」と思うかもしれません。

でも見たら不要な袋の残骸でした。


空港で関空名物「白い恋人たち」を最後の最後に爆買いする。
これは中国人の使命です。
で、袋が余っちゃったんですね。
なので置き去り。あとは係員が捨てるんでしょ、と。

慣れてください。
この感覚。
散らかしてなんぼです。
気にしないことが大事です。

ANA のエコノミークラスの機内食。
シーフードドリア。うまし!
手前は私。
奥は隣の中国人。
散らかしてなんぼです。
気にしないことが大切です。

そして小さいお子さん連れのシートは
床一面にお菓子の屑類が山積しています。
散らかしてなんぼなんです。床は不浄なものなんです。



北京空港に着いたらまず入国審査の前にこの端末にパスポートをかざし読み取らせます。



初めての人は指紋を押したり色々手順がありますが私は天津に里帰り(^^)の人なので
何もなくOKと書いた紙を受け取ります。


入国審査の手前に入境カードも書けますので機内で配布されなかった方はここでも書けます。
そして入国審査には外国人専用の列に並びますが
その後途中にもこの入境カードは置いてあります。

パスポート、入境カード、航空チケットと
先ほどの端末でプリントアウトされたOK の紙をセットにして入国審査。
ここでも指紋を撮ったり顔写真をスキャンしたり。

中国赴任の方は左手の指4本だけの指紋をスキャンしてあとは免除です。



そしてトラムに乗ってC ターミナルへ。
荷物を受け取る前に私には大切なミッションが!

そうです。
「北京空港三階出発ロビーで借りたワイファイルーターを一階の荷物受け渡しの手前で返す」
です。

ドキドキ。通じるかな。



返却すると電話番号を確認されて
返却完了。
中国では「さようならごゆっくり」的な言葉で
「请慢走」ってのを去り際に言われるんですが
そう言われたけど肝心なデポジットが返ってこない。

「押金が返金されないけど」と文句を言ったら
「少し時間がかかるから待て」と言われた。

で、本当か?と疑っていたら
しばらくしたら入金されました。



よし、ならば許す!
(何様?(^^))

これでWi-fiミッションは無事終了。
あとは北京南駅にたどり着くともう天津についたも同然。

税関の緑のランプのところを黙って通過。

ただし。


日本から初めて赴任する方で船便で荷物を送付されている方は「別送品申告書」にハンコを必ずもらってください。

初入国の日に。


過去の記事にも書きましたがこれ忘れると大変悲惨なことになります。
真冬なのに冬物衣料の船便が取り出せずに苦労した赴任当初。
思い出すなあ。
皆さんは私のように失敗しないようにしてくださいね。

さてさて。

地下鉄空港線を使って戻るとしましょう。

北京の国際線の出口はすべからく真ん中のB出口。
出るとすぐ左手に地下鉄空港線の案内があります。



そして赤い空港線に乗って帰路へ。

地下鉄は
空港線→東直門駅で2号線→宣武門駅で4号線と乗り換えると
北京南駅。

そして私は北京天津間新幹線専用カードを使って天津へ帰りました。
過去の記事にこの専用カードの使い方や買い方が細かく掲載されているので読んでください。

コツは必ず南側待合ロビーから乗車する事。
天津着の新幹線は必ず南側の改札から乗車するからです。

というわけで無事天津に到着。

北京の地下鉄で1時間半。
北京南駅から天津駅までが新幹線で30分。
天津駅から家までが小一時間なのでやはり3時間ぐらいかかるんですね。
北京空港までは。

結構旅です!

またまた英語が通じない生活の始まり始まりー!
でも住み慣れた天津に戻るとホッとしますね。
あー、我が家に戻ったー!
って気分です。


頑張ります!