大家好!
天津赴任、2年目の陽陽ヤンヤンです!
私のブログは「天津yanyan」で簡単にググれますからネット検索してくださいね!

今後天津赴任が決まって今日本で中国赴任の準備をされている方の為に
なかなか日本で情報を得られない
最新の天津事情をお伝えします。
毎日ブログを更新していますので、各テーマ別にファイルしている過去の記事もご参考ください!!

今回は帯同される奥様の携帯電話事情のお話。

これまでの記事にありました通り
旦那さんは会社務めがあるので
会社のサポートをがっちり受けて
なんとでも生活できます。
問題は奥様の方ですね。

私の元同僚の場合、
もともと奥様も日本でバリバリ働いていて
元同僚の天津赴任とともに夫婦で帯同。
当然日本の仕事は捨てて旦那についてきているわけですが、
お子さんがおらず、
よって学校つながりのママ友情報も得られず、
旦那は昼間の自分の仕事でいっぱいいっぱいで
毎日帰ってきてはバタンキュー。

相手もしてくれない。
話も聞いてくれない。

そして旦那は、もともとが出不精な性格で
休みの日はじっと家で休憩していたい人。
奥様はようやく週末が来て
旦那と外に出かけるチャンスが到来したはずなのに。
旦那さんはでたがらない。

奥様は知り合いも出来ず
バリバリ働いていた日本の日々と真逆の生活。

いきなりの人生初の専業主婦。
でも何もできない、話し相手もいない、やる事がない、、。
孤独との闘い。。
で、
ついに貝殻のように閉じこもってしまい、
ちょっと精神的に病んでしまいがちな時期があったそうです。


そんな奥様も帰国間際の最後の方では
友達もたくさん出来て、趣味の習いごとも充実していて
沢山の楽しい思い出を作れていたようで。

よって夫婦帯同の海外赴任の場合は
とにかく
「奥様次第」。
奥様がこの国でどのように生きていくか、が、
最大のポイントとなってきますね。

ストレスの溜まりがちな奥様を旦那さんがいかに
土日に外に連れ出してあげるか。

その家族サービスが結構ポイントとなりますね。

さてさて筆者の今回の取材した奥様は
さくら幼稚園に入園したお子様を持つ
ママさん。来天津2ヶ月。

彼女の話でまず携帯電話、銀行、微信支払いを
どのような手順で設定したかをご紹介。

まず中国で使う携帯電話を私のアドバイス通り
日本でiPhoneのSIMフリー携帯を購入。
それをある程度日本でも使いこなし、
私のアドバイスに従い、iPhoneの中国語入力設定も行い、

微信も日本で設定して
基本操作に慣れてから、中国に来ました。

中国に来ると、旦那さん同様、健康診断、
というか
健康である証明手続き?のような簡易手続きに行ったり、居留証明書の手続きが先。
まずは中国に住む許可を得ることからスタートです。

銀行の口座を持てるのはそのあと。
でもまずは電話が使えないと不安ですね。

今回は私のアドバイスで
「まず旦那が単身赴任」
数ヶ月後に、あとから追っかけで
「奥さん、子供たちがあとでやってくる」
というパターンになりました。

家族全員がド素人で中国に来て露頭に迷うよりも
一家に一人ベテランがいて
いろんな問題をさばいていける体制の方がいいよ?
と、アドバイスしたからです。


よって今回は、まず旦那が先に中国に来て、
環境に慣れていましたので、
まずは旦那さんの名義で携帯電話のSIMを購入。奥様の携帯電話がすぐ使える状況にしました。
そして日本で登録しておいた微信が使えるので
さくら幼稚園で仲良くなったママ友さんとも早速つながれたようです。

しかし中国のWeChat payはこの時点ではまだ開通できません。
なぜならば
奥様がまだ自分名義の銀行口座を持っていないからです。

よって最初だけはなんでも現金支払いですね。

居留証明書の手続きが終わり
パスポートに居留証明書が貼られて、
パスポートが奥様の手元に届いたら、銀行へ。

日本のマイナンバーを登録して
旦那さん名義の電話番号を銀行に登録します。
(この最初に旦那さん名義で買ったSIMカードは
奥さん名義にわざわざ律儀に変更する必要はないと思います。)

無事に銀行口座が入手できたら
ここで最終の微信登録です。

つまり日本でインストールした微信のI.D.とはここでグッバイします。

グッバイする前に、微信I.D.を自分が覚えやすいI.D.に書き換えて置きましょう。
微信は一台の携帯から複数のアカウントを切り替えて使用することもできるので。

微信の画面の「本人」→「設定」→「アカウントの切り替え」
で、ここでグッバイする日本でインストールした時のアカウントも使えますので
あとで呼び出しやすいようにI.D.を書き換えておいた方がいいです。

そして改めて新しいアカウントを一から取得です。

新規のI.D.を新規ユーザーとして登録。
その際に奥様の銀行口座を登録、そして電話番号を登録。
これでようやく奥様の方が微信支払いができるようになります。


つまり中国で使う支払いアプリはすべからく、

「中国の本人名義の銀行番号」
「中国の携帯電話番号」
「パスポート」

のセット登録が必要。
なので銀行口座を持つことは
スマホ決済では必ず必要なんですね!

そこからはもう一つの支払いアプリの
支付宝や、ほかの一般のアプリをどんどんインストールしていけばいいですね。
支払い方法はほとんど微信か支付宝のどちらか
もしくは北京や上海の地下鉄に乗る際のapple pay などは、直接銀行口座から引き落とし
になりますからね!。

そして奥様の携帯電話の支払い方法は、
すごく簡単です。

「本人」→「WeChat pay 」と進みまして
下記の「mobile top up 」をタップしますと 





このように支払い画面が現れます。

モザイクで消していますが
一番上に自分の携帯の電話番号が表示されます。
あとはこちらの「充活費」の単位で支払うだけ。



中国はなんでも前払い。
チャージの国です。

金額を多めにあらかじめチャージしておいて、
そこから使った分だけが差し引かれていく仕組み。

で、こちらの電話代のチャージは金額が不足してきたら
ちゃんと、奥様の携帯のSMS にお知らせも来るそうで
支払い忘れになる事もないそうで。

また旦那さんの銀行口座から、奥様の口座にお金を常に送金しておけば問題なし。
わざわざ銀行に行かなくても、銀行アプリで振り込みできますから、
安心ですね。

中国は生活の全てがスマホ決済。
銀行に行くことはありませんから
奥さんが微信を使えて、銀行口座を持ち
微信支払いができるようになれば
これで奥様の日常生活も一安心ですね。

中国の教育費は高いので
お子さんたちの授業料は、
日本の親会社から補助金をもらう申請をお忘れなく。

旦那は会社に揉まれて無理やり中国人社会に
触れれますが
奥さんはなかなか最初の方は中国人社会に溶け込むのに苦労すると思います。

なのでこのブログでは
私のような気ままなオッサン目線の記事から
奥様の主婦目線の記事から、
中国赴任準備中の皆さんに
両方参考いただける記事にしてまいりたいと思います。

中国生活の実態は日本に住んでいると
ベールに包まれていてほとんど情報がありません。

私のくだらない記事が皆さんの一助となれば幸いです。

でも、B級グルメ情報が多いですけどね(^^)
しかもほとんど天津ローカルネタ(^^)

食べるのが好きだから仕方がないです!(^^)