2019.4.22.の後日の書き込みで内容訂正。
天津地下鉄が私たち外国人もスマホのみで乗車できるようになりました。
ご参照ください。


天津赴任、二年生の陽陽ヤンヤンです!

天津に赴任して一年と数ヶ月。
赴任した当初の苦難を乗り越えて
ようやくこの地にも慣れてまいりました。

天津初心者の皆様の日々の生活のお役に立てれば!と、
様々な角度からサポートしてまいりたいと思います。

どうぞお見知り置きを。

前号で天津駅の夜景の画像をお見せしたつながりで
引き続き天津駅の記事を書きます。

私が天津に赴任して
最も難解だったのはこの天津駅です。

天津駅はキーステーションですので
高鉄(新幹線)を使う時など、
必ず利用するのですが
これがまた、、、


わかりにくい!!!


(^^)



広い!

乗り換えロケが複雑!

表示がわかりにくい!

本当に難しい駅です。

今回は天津赴任初心者の方に
この天津駅をもっとわかるように
解説してまいりたいと思います。

まず天津駅の位置ですが


3つの地下鉄とリンクしています。

黄色の2号線。
これは天津空港から西に延びている地下鉄。

青い3号線。
街中の、营口道駅、和平路駅を通るメイン地下鉄。

紺色の9号線。
これは東に南下して泰达tedaの方に延びている地下鉄。


それぞれ3つの地下鉄がありますが
ホームは並列に並んでいます。

まず地下鉄のホームが地下3階に位置していて
そこから1つ上がって地下2階が
地下鉄の入口、出口のゲートになります。

そして高鉄に乗るためには
さらに上の階の地下1階に行かなければなりませんが
ここで初心者が困るのが
「高鉄」という表示が全くないこと。


とりあえず地下2階から地下鉄を出たはいいが
果たしてどっちに向かえばいいことやら。

これがなかなか難しいのです。

そこで合言葉!

「火车站」
という表示を探しましょう!!

「火の車の駅」ってなんのこと?

そうこれが特急列車という意味で
新幹線乗り場を指す言葉なんです。

間違ってこの
「长途汽车」の方に出ない事。
これは長距離バスの乗り場です。




全く関係のないところの地上に出てしまい
途方にくれる事になります。

目の前にマックが見えてきたら、
こっちの方角は間違いだと、思ってください。


いいですね!
この「火の車の駅!」と書いてある方に進み
さらにもう一段、
地下1階まで上がりましょう!

でも表示はあれども、
高鉄の乗り場は相変わらずまだ出てきません。

そうするとしばらく歩くと右側に自動券売機がたくさん見えてきました。


たくさんの人が何やら自動券売機で
発券しています。

中国人はみんなスマホアプリで予約してから
新幹線に乗ります。

もし領収書代わりの高鉄チケットそのものが
不要で
ただ乗車できればいいという人ならば、
中国人は自分のI.D.カードをかざすだけでも
新幹線に乗ることができます。

この券売機でチケットをあえて発行している人は
会社で出張精算をしたり
なんらかの理由で、紙の媒体が必要な方ですね。

そしてしばらく歩くと
赤い電光掲示版が出てきます。


よく見ると
「鉄路北2出口」と書いてありますね。
こちらが新幹線から地下鉄の方に降りてくる人の出口になります。

新幹線ホームを下車して、エスカレーターで地下に降りると、
右に行くか左に行くか
二者選択を迫られます。

そのうち
そのあと地下鉄に乗り換える人は
「地鉄」と記載されてある方向に
つまりエスカレーターを降りて右に進みます。
で、まっすぐ進むと
最終的にこの出口。
赤い掲示板の北出口から出てくる事になります。


だからこの辺にたむろしている人々は
新幹線で天津駅に到着した人のお出迎えの人なんですね。

左手を見ると様々なファーストフード店が見えます。

ケンタッキー、吉野家、バーガーキング、スタバ、その他中国麺の店など。
長距離の新幹線移動の場合はここで何か買ってから乗る
というのもいいかもしれませんね。




この「進入口(切符売り場)」
の表示が見えたらもうすぐ。

ほんと、「高鉄」って一言も書いてないし
不親切ですよねえ、
天津駅は。




そして最終的に右側に

ようやく「高鉄快速進入口」というのが見えてきます。

ここが高鉄の乗り場の最初の入り口です。

中に入って、右側に
何やら変わった形の自動券売機があれば
正解!

場所はあってます。




これは私たちも使っている
「北京-天津間専用、京津カード専用券売機」。

実は北京天津間の新幹線の
6号車の車両は
この特別カード会員の専用号車なのです。
一般の人が予約できない号車で
常に席が空いています。

よって私たち専用カード保持者は
いつでも予約なしで
この専用端末で乗車間際に席を取り
乗車することができます。

簡単に発行できますので 
北京に出張のある方は持っていると とても楽チンです!

だって
一般車両が満席で、
混んでいて、
先の方まで全然予約が取れなくても、
まったく余裕ですぐに
座席が取れますからね!!

また後日
詳しい事を説明しますね。




そしてこの端末じゃない方
つまり、
進入口から入ってきて
左手がチケット売り場です。

私はいつもスマホのアプリで予約しておいて
このチケット売り場に並び
予約したアプリの画面を見せて
チケットを発券してもらいます。

そうじゃない方は、
窓口で行き先を告げるか、紙に書いて伝えればいいと思います。

二等席で充分ですよ。
一枚を一張と言います。


そしてチケットを入手したらそのまんま前に前に進み高鉄の改札を通ります。
買ったチケットとパスポートを見せ改札から入りり、
あとは実際の自分の高鉄の乗り場に並びます。


ここまでが地下鉄編。


しかし、一部の大会社さんでは
運転手さんが必ず天津駅まで往復とも送迎してくれるという場合がありますね。

地下鉄ではなく車の場合は
運転手さんと地下駐車場で別れたあとに
地上に出て
外から高鉄に乗る事になります。

地上に上がれば
この天津駅の外観を見つけて、
手前がチケット売り場、
その奥が南口進入口です。

地下鉄は北口
車の場合は南口
乗る時も降りる時もそう!

と、覚えておけば大丈夫です!







以上、天津で最も難解な駅!
集合場所泣かせの駅!
天津駅の解説でした。


丁寧に書いたつもりですが
これでもよくわからないでしょう?

でもなんでもそうですが
覚えちゃえば簡単です。

大阪梅田駅の駅地下と地上と一緒ですよ!

それよりはずっとずっと簡単ですから!!
(^^)