
30代。
「いい大人」でいなきゃいけない。
感情を出しっぱなしにするなんて、みっともない。
ずっと、そう思って生きてきた。
他人の目が、鏡のように自分を映す。
誰かにどう思われているか。
期待を裏切っていないか。
そればかりが、私の正解だった。
人前では、
「全然大丈夫です」と笑っていたけれど。
本当は、誰かに頼るのが怖くて仕方がなかった。
弱さを見せたら、
もう二度と元に戻れない気がして。
だから、ギリギリまで我慢して
結局、ベッドから動けなくなった。
「心療内科」という文字をスマホで見た時、
あぁ、自分はもうダメなんだって
暗闇に突き落とされたような気分だった。
特に冬の、この寒さ。
空気が冷たくなると、心まで一緒に沈んでいく。
世の中の人は「まぁ、いっか」って
簡単に言うけれど。
私には、その「まぁ、いっか」が
どうしても見つからなかった。
全部、100点じゃなきゃいけない。
ちゃんと、しなきゃいけない。
休職して、一人で部屋にいると
情けなくて、申し訳なくて。
消えてしまいたい夜が何度もあった。
でも、今なら少しだけ思う。
感情を殺して、
「完璧な自分」を演じ続けることが、
本当に「大人」だったのかな。
弱さを見せられないのは、
それだけ必死に、自分を守ってきた証拠なんだろうな。
まだ「まぁ、いっか」とは言えない。
寒くて、何もしたくない日もある。
でも、今はそれでいい。
そうやって自分に言い聞かせるだけの、
そんな独り言。
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