昨日お金持ちの友達と飲みに行った。
そこでちょうどなぜに働くかの話になった。
私の理想は最低5万円の不労所得があれば生きていけるから、とりあえず月の不労所得が5万円になるような金融商品なり不動産なりを探したいんですと言った。
私は彼の年収は知らないが、以前ふるさと納税の話をしていて彼が獲得した景品から換算するに彼の年収は5000万円くらいだろう。
そこで私は彼に質問した。
私からみてあなたは十分金持ちで、もし今仕事をやめても十分な暮らしができるはずなのになぜに働くんですか?と。
すると彼は答えた。
将来が怖いんですと。
聞いたことがある。
何でも日本人は将来に備えて貯蓄をする民族なんだと。
まだどうなるかもわからない確信のない未来のことを思って今お金を使わずにそのお金をあるかわからない将来に託す。そのために消費は冷え込み経済が周らないんだとか。
しかしなぜにこんなお金持ちでも将来が怖いのだろうか?
私は普段外国に住んでいるし、外国人の知り合いも多いが、外国人はことごとく今を考え今さえよければいいという考えをするので、私には彼の言葉は新鮮だった。
未来のために貯蓄するというのはテレビの中での話だけだと思っていたが、世間一般のお金持ちたちが必要以上のお金を稼ぐのも未来が不安だからという理由が多いようだ。
今私は大体の生活の面倒は妻に見てもらっているから生活費はかからない。その上で最低5万円の不労所得があれば何不自由なく生きていけると計算していたが、彼は言った。
もし奥さんが稼げなくなったり、いなくなった場合はどうする?もし5万円の不労所得がなくなったらどうするの?と。
奥さんの場合は、男と女が逆ならたくさんそういうケースはあるだろう。
大体の場合は男に女がすがっている。それでその男と離婚するケースは多々あるだろう。でも別れた後でも女は生きて行っている。ケースをみると、私がそうなっても仕事がある限り生きてはいけるだろう。
私はもはや現在で誰もやりたがらない仕事をするしかなくなっているので、言ってしまえば怖いものもない。清掃員でも、コールセンターでも、警備員でも、介護職員でも、別にプライドもないので、なんでもできるし、できる仕事があるだけありがたい。
どんなに計画性のない生き方をしても、仕事があれば生きて行けると思う。でも仕事がなければだめかもしれない。
私は将来のことは何も考えてないから、ほんとこのくらいしか考えてない。
でもだからといって、将来仕事なかったらどうしよう?とかとも全く考えていないので、昨日のお金持ちのお友達の心境がいかがなものかは正直よくわからないのだ。
まあ、今のきな臭い世の中。もはや何が起こってもおかしくないような気もする。
梨泰院のハロウィンに行った人なんてまさか自分がハロウィンにいって死ぬだなんて思っただろうか?
90年代初頭に栄華を誇ったこの日本が、30年後に没落するとだれが思っただろうか。
確かに備えあれば憂いなしだが、そこまで稼ぐ力のない人間までも本当に来るか来ないかわからない未来のために今を犠牲にして働き続けることに本当に意味があるのだろうか。
どうせ不況がくれば私ならずともみんな倒れるだろう。今のままだと年金もきっともらえないんだろう。
そうなったときに私と昨日会ったお金持ちの差は、老人になっても働いているか働かずに悠々自適かの違いだけだろう。
それは今やらずに後回しにするか、今やって後でやらないかの違いだけではないだろうか?
私は思う。
人生とは何のことはない、ただ死ぬまで生きればいいだけなんだと。
私たちはうまいものを食ってもまずいものを食っても高いものを食っても安いものを食っても腹は膨れるし、腹が膨れたらもうそれ以上食えなくなる。
ならば死ぬまで腹が膨れればいいだけで、それ以上もそれ以下もない。
お金持ちは高いものを食えばいいし、お金がないなら相応の物を食えばいい。
まあ身の丈に合った生活をしていれば死ぬまでは生きていけるような気がする。
だから最低限の生活ができればそれ以上のお金って大して必要じゃない気もするのは私だけなんだろうか?