ますます青空
いいよいいよ~
さて、
リノベーションに興味をもつようになったきっかけ話を少々・・・。
1997年10月、額装工房を立ち上げて間もない頃、近所で古民家
を取り壊すとの情報が入ってきました。
当時多少古民家に興味がありましたので、壊される前にその家を
見に行きました。
江戸時代もの
その古民家は築150年で、想像を遥かに超えた重厚感をかもし出し、
天井の梁や、各柱の太さ色合いは、わたしの心を揺さぶるのに十分
なシロモノでした。
気が付けば家主さんに、この古民家をわたしに解体させてくれと頼んで
いました。
勢いって怖い
解体すると言ったものの、古民家解体経験は
ジェロ!0軒
でも当時は若いこともあり、解体に向けて突っ走りました~!
実際解体は、3日間かかりました。
とてもハードな作業になりましたが、幸いにも、古民家周辺の方々が
ボランティアで手伝っていただきました。
この手伝いがなければ相当の期間かかっていたことでしょう。
とにかく、梁や柱は
重いのさあ~
梁の最長もので10メートルはあり、1本の重量は1トンちかく!
グラップラー魂
で、なんとか解体成功!
貴重な体験をすることができました。
この解体という体験が、その後のリノベーション(再生)に繋がって
いったのです。
古民家と向き合ってみて感じたことは、先人達の知恵とチカラに
脱帽させられたことです。
今のように重機やコンピューターのない時代に、変形した材を自由に
操り、頑丈なつくりに仕上げているのですから。
やればできる!
先人達に感謝した瞬間でした。