一人でも多くの子どもが、「社会から認められている」と感じられる社会環境を作りたい!
小中学生の不登校対策の状況について確認しました。安心して子育てできる環境なのか。
1.小中学生の不登校対策について
『不登校』とは、文部科学省では年間(年度内で)30日以上の長期欠席者のうち、「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により登校しない、あるいはしたくてもできない状況にある状態」と定義しています。
枚方市の小中学生の不登校は、大きく増えています。
平成28年度 小学校107人 (0.12人/クラス )、中学校365人 (1.02人/クラス)
平成29年度 小学校103人↘(0.11人/クラス↘)、中学校391人↗(1.10人/クラス↗)
平成30年度 小学校134人↗(0.14人/クラス↗)、中学校434人↗(1.49人/クラス↗)【暫定数】
ばんしょうの質問(要約)
枚方市では、小中学生の不登校児童・生徒に対し、どのようなプログラムを準備されていますか。実施されていますか。
市の答弁(要約)
各学校には、教室以外の居場所として、校内適応指導教室などがあり、教室に入りづらい児童・生徒が、学級担任や教科担任、不登校支援協力員などとともに、各教科のプリントに取り組んだり、休憩時間には談笑したりしています。
また、学校や家庭以外の居場所として、枚方市立教育文化センター内に適応指導教室「ルポ」を設置しており、登校できない児童・生徒が元教員や学生の指導員などとともに、午前は学習活動や個人活動、午後はグループ活動に取り組んでいます。
ばんしょうの視点
対応するプログラムは存在するものの、依然として苦しまれている児童・生徒は多いという認識です。
私は、不登校の児童・生徒が苦しまない社会状況を作って欲しいと思いますし、「子どもは学校だけで育つ」という前提を外して、一人でも多くの子どもが、「社会から認められている」と感じられ、自立して生きていけるということを一緒に目指していける社会環境を作り上げるため、私に何ができるのかを考えていきたいと思います。
私は、不登校の児童・生徒が苦しまない社会状況を作って欲しいと思いますし、「子どもは学校だけで育つ」という前提を外して、一人でも多くの子どもが、「社会から認められている」と感じられ、自立して生きていけるということを一緒に目指していける社会環境を作り上げるため、私に何ができるのかを考えていきたいと思います。