好きな香りに春の沈丁花、初夏のクチナシの花、秋の金木犀があります。
でもまだ秋でも無いのに金木犀の香り?
鍼灸師の先生に頂きました。珍しい金木犀入りのお茶です。
もう10年以上前に風流人を気取り、日本酒に金木犀を浮かべて呑んだ事がありますが、香りはさっぱりでした。
先月はクチナシの花をやはり日本酒に浮かべて呑んだけれど香りは出ず。
そうやって 日本酒に入れる発想は直に出ても、お茶に入れる発想は全く出てきませんでした。
で、期待に胸を膨らませ飲んでみると・・・。ウーン、やはりあの金木犀の香りは漂いません。
もっとも、それは私の鼻の悪さ故でしょう。
お客さんが店に入られるなり、いい香りがしますね!と言われても私にはさっぱり匂わないんですから。
でも、きっと普通の人なら金木犀の香りがほのかに漂う事でしょう。
この秋に、道端で金木犀が咲いたら摘まんでお茶にして試してみましょう。
生のままお茶に入れても良いのかも? それが成功すれば乾燥させれば長期間使えます。
お茶なら香りが出るという事は、お酒も熱燗にすれば香りが出るという事なのか?
この秋にでも試して見よう。 と、あくまで日本酒に拘る私です。
それはともかく、頂いたお茶は、物凄く上品なお味でした。 いつもタイのハーブティしか飲まない私には異質でした。でも決してタイのハーブティが下品と言う事では無いのですが。
T先生、ありがとうございました。