毎日新聞“仲畑流万能川柳”(2023年6月)に掲載された私、ぼうちゃんの句は こちらの 2句でした。

「同い年10円玉も酸化して」
(10日/秀逸)


「なるほドリ3行分をありがとう」(24日/招待席)

同じく“仲畑流万能川柳”、6月の全入選句(522句)から、ぜひご紹介したい 6句です。

「聞こえないフリがマナーかオナラって」

(4日/四国中央/美酒乱々さん)


不文律を明文化した画期的な句かもしれません。

「行の字が行人偏という普通」

(5日/福岡/小把瑠都さん)


たしかに“普通”すぎて、今まで気がつきませんでした。
考えると、“卵が先か 鶏が先か”のようにモヤモヤします。


「そのうちに空から車降ってくる」

(20日/群馬/からっ風さん)


陸上だけでも事故が絶えないのに、空から車とかドローンとかが降ってきたら大変ですね…。
仮に100%安全だとしても、地上から空をゆったりと眺めることができなくなるのは嫌です。


「AIは電気がなけりゃ働かぬ」

(23日/町田/岡良さん)


AIの最大の弱点かもしれません。

「すごいなあ「味の素」ってネーミング」

(29日/神奈川/カトンボさん)


たしかに…。シンプルでいて奥が深そうなネーミングです。

「生産性なくても人は介護する」

(30日/下野/咲弥アン子さん)


“生産性”という言葉に多くの人が囚われているような現代社会で、本当に大切なことは何か、考えさせられます。

6月も たくさんの句を鑑賞させていただきました。

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“泉の森”の生きものたちです。


トホシテントウ。初めて名前を知りました。


赤ちゃんカタツムリ。1センチほどでした。


カワセミ。この日、池で会えた鳥は この子だけでした。


ご覧いただき、ありがとうございました。
(6月下旬/神奈川県 大和市“泉の森”)