毎日新聞「仲畑流万能川柳」に入選した私、ぼうちゃんの句です。(2020年3月25日)

 

「俳優の訃報で回顧する昭和」

 

令和になってから気のせいか、昭和を代表するような有名人の訃報が目立ちました。
この句は、昨年(令和元年)12月梅宮辰夫さんの訃報に触れた頃に書いたものです。
最近だと、野村克也元監督や宮城まり子さんの訃報が印象に残っています。
ご冥福をお祈りします。

 

おまけに、意外なところで見つけた575を紹介します。
わが家で購読している毎日新聞の「みんなの広場」(3月22日)にありました。
読者の投稿7本の見出しがすべて575調になっていたのです。

 

① エネルギー政策転換 焦眉の急 〔586〕

 

② 出場校、招待試合で救済を 〔685〕

 

③ 気候危機、声を上げねば 若者が 〔575〕

 

④ お母さん吹奏楽隊 元気くれ 〔585〕

 

⑤ コロナ避け 五七五で家ごもり 〔565〕
内容は、文筆家 岡田成司さんによる川柳の勧めといったものです。

 

⑥ 一人でも 子供結構たくましい 〔575〕

 

⑦ コロナ禍も何の 笑顔で卒業だ 〔575〕

 

(〔 〕内は上句・中句・下句の音数です。)

 

575ぴったりなのは3本ですが、7本とも575のリズムが感じられます。
見出しを考えたと思われる新聞社の人、やるじゃんと嬉しくなりました。
まじめそうに活字が並んでいる紙面に潜んでいた遊び心?に楽しませていただきました。

 

最後に、通勤の途中に撮った写真を2枚。(3月13日撮影)

 

 


 

ご覧いただきありがとうございました。