あけましておめでとうございます。
毎日新聞「仲畑流万能川柳」に2019年12月に入選した私、ぼうちゃんの1句です。
「ビール瓶見習えないかAmazonよ」(25日)
アマゾンにはたまにお世話になります。
段ボール箱は資源ごみの日にごみ停へ。
リサイクルされるとはいえ、まだ真新しいのにもったいないと思います。
限りある資源を大切に使うとともに、ごみ処理に伴う地球環境への負荷を減らす上で、"3R"という考え方が広まっています。
なるべく①reduce(減らす)、それができないなら②reuse(再利用)、それも難しいなら③recycle(再資源化)を。
refuse(断る)を加えた"4R"、さらにrepair(修理する)を足した"5R"もあるそうです。
ビール瓶(酒屋さんで回収してくれるリターナブル瓶)は、②reuseのお手本だと思います。
同じく「仲畑流万能川柳」、12月の全入選句(540句)の中から、ぜひ紹介したい8句です。
①まず、お正月らしい1句
「幻の「令和元年」年賀状」
(18 日 久喜 田村喜治さん)
言われてみればそのとおりなのですが、ハッとさせられました。
正真正銘の幻ですね。
②くすりと笑える1句
「しりとりで「メロン…パン」と言った人」
(27日 東京 加木九毛子さん)
"パン"と言ってしまった後の場の雰囲気にくすり。
"…"が効果的。
柳名もおもしろいです。
③物事の核心に迫る2句
「外人がいると歌わぬビートルズ」
(3日 秀逸 倉敷 中路修平さん)
「全ページめくられたろか広辞苑」
(12日 久喜 高橋春雄さん)
④日頃のモヤモヤを言葉にしてくれた3句
「普通科の普通の意味はなんだろう」
(19日 秦野 てっちゃんさん)
「何だかな一般女性というくくり」
(14日 大阪 トシノさん)
「国民が知った時には決まってる」
(15日 本庄 こだま岳人さん)
⑤おしまいに、すごく素敵な1句
「人類の最先端として生きる」
(13日 北九州 智鈴さん)
"最先端"という表現にグッと来ました。
地球の歴史の最先端。
進化の過程の最先端。
70億人の一人ひとりが皆平等に今この瞬間を"最先端"として生きている。未来に向かって。
そして、地球上のすべての生物も。
読む人によって色々イメージが膨らむような素敵な句だと思います。
以上、「仲畑流万能川柳」でした。
おまけの575です。
12月の毎日新聞の記事で、見出しが575になっているものを2つ見つけました。
「辞任した 閣僚来ない 本会議」
(5日付け、"菅原前経産相・河井前法相 妻・案里氏も「体調不良」")
「狭き門 五輪現地で 見たいけど」
(19日付け、"チケット2次抽選")
どちらの見出しも、575のリズムに乗って、一般国民の溜め息が聴こえるようです。
おまけその2、12月に撮った写真です。
いつも通る道の銀杏。
美しい樹形と見事な枝ぶりです。
落葉の前はこんな感じでした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
次回は、12月の短歌を載せたいと思います。