最近すごく感動した一冊をご紹介します。

石田衣良著『40(フォーティー) 翼ふたたび』です。
(2009年講談社文庫 初出は2005年「週刊現代」)

1960年生まれの著者が40代半ばの頃に発表された小説です。

主人公は、大手広告代理店を辞めてフリーランス・プロデューサーになった吉松喜一(40歳)。
人生の折り返し点で、個人事業の厳しさに直面しつつ、舞い込む無理難題にまっすぐ向き合います。
そこで得たさまざまな人とのつながりは意外な展開を見せ…。
ラストは、喜一や仲間たちの希望に満ちた人生後半のスタートとなるのでした。

よろしかったら、こちらもご参照ください。

カーリル(本の紹介、公共図書館の蔵書検索など)
https://calil.jp/book/4062762692