毎日新聞「仲畑流万能川柳」に2019年9月に入選した私、ぼうちゃんの2句です。
 
「チケット代6桁設定する神経」
 (2日)

 

東京五輪のチケットで30万円のものがあると知った時は、強い違和感を覚えました。
もし収益の一部が災害の復興などに充られるのなら、納得できるのですが…。

 

「海外といえば満州だけの人」 (11日)

 

旧満州から引き揚げてきて、その後も懸命に生きてきた市井の人々をねぎらう気持ちで書いた句です。
以前読んだ『ツリーハウス』(角田光代著)に登場する泰造じいさんや妻のヤエもその一人です。
二人の生涯と、子や孫に受け継がれる「希望」に深く感動し、心の栄養をもらいました。

 

同じく「仲畑流万能川柳」、9月の全入選句(522句)の中から、ぜひご紹介したい6句を集めました。
  
「私にはイレブンセブンで十分よ」
(19日 東京 寿々姫さん)

 

セブンイレブンの当初の営業時間(午前7時から午後11時までの16時間)も十分長かったと思います。
イレブンセブンなら8時間。
この位が、店長さんや店員さんのワークライフバランスに良さそうです。

 

「辛いとき歌う黄門様の歌」
( 6日 静岡 石垣いちごさん)

 

調べてみたところ、水戸黄門の主題歌は「あゝ人生に涙あり」という題名で、素晴らしい歌詞です(1番から4番まであり)。
例えば、「およげたい焼きくん」の歌が頭から離れなくなった時は、水戸黄門の歌で前向きな気持ちに切り替えるほうがいいと思いました。

 

黄門の句はほかにも入選していました。

 

「金八が水戸黄門になっていた」
( 2日 成田 離らっくすさん)

 

あと3句は、見慣れた言葉についての鋭い句。

 

「寝台は売ってないのになぜ床屋」
(13日 鴻巣 雷作さん)

 

「仏具とか言うもフランス製じゃない」
(16日 富里 石橋勤さん)

 

「どの辺がスポーツなのかスポーツカー」
(16日 成田 ま~いけるさん)
 
以上、「仲畑流万能川柳」でした。

 

おまけに、9月に撮った写真です。

 

 


彼岸花を観に、地元の公園を訪れました。
お彼岸の時期でしたが、今年はまだ蕾が多くて、それもきれいでした。
赤とんぼが赤い花にとまって、かくれんぼ?しているのを見つけました。

 

栗をもらったので、栗ご飯を炊きました。
鬼皮を剥いていた時、「栗(可食部)は、実(果肉)なのか、種なのか?」という疑問が湧きました。
デジタル大辞泉に、「種子はふつう3個、いがに包まれた実を結ぶ。種子は食用」とありました。
何はともあれ、自然の恵みを美味しく頂きました。

 

おまけのおまけ、一昨日撮った写真です。

おばけがかわいいです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。
当ブログの次の更新は、11月上旬にしたいと思います。

 

水戸黄門の主題歌の歌詞はこちらのページを参照しました。
https://www.google.com/amp/s/bannyblog.com/mitokomon-song/amp/