毎日新聞「仲畑流万能川柳」に2019年5月に入選した私、ぼうちゃんの2句です。
「この人も最初は赤ちゃんだったのか」(19日)
「みんなって言われて誰と訊く理性」(26日)
ちなみに、みんなと言ったのは私、誰と訊いたのは夫です(笑)。
同じく「仲畑流万能川柳」、5月の全入選句(540句)の中から、ぜひご紹介したい句を13句集めました。
①政治に関するモヤモヤを共有してくれる6句です。
「不祥事がこんだけあって居る支持者」
(21日 神戸 浦田耕治さん)
「タレントに投票するという病理」
(29日 福岡 小把瑠都さん)
「官僚が答弁すれば手間省け」
(15日 福岡 梅ちゃんさん)
「100兆の予算は君の金じゃない」
(16日 秀逸 鎌倉 狩野稔さん)
「墜落の1機と同じ市の予算」
(17日 白石 よねづ徹夜さん)
「惨(むご)いなあ仮設で五輪観るなんて」
(14日 東松山 きみちゃんさん)
②ワークライフバランスについて考えさせられる3句。
「コンビニで深夜労働する自営」
(27日 福岡 朝川渡さん)
「名の通りセブンイレブンそれで良い」
(21日 和歌山 上野和子さん)
近所の商店が午後6時頃店じまいをします。
また、掛かりつけの歯科医院の診察時間が午後6時半までに早まりました。
商店も歯科医院も、家族そろって晩ご飯かなと微笑ましいです。
「テレビこそ24時間見直せば」
(1日 奈良 若草山さん)
テレビもですし、新聞製作・配達など、本当に深夜・早朝にしなきゃいけないのかと思う仕事がいろいろあります。
そして、例えば、記者会見を夕方とか夜に開く人は、報道する人の健康や家庭の事を心配しないのでしょうか。
③食べ物にまつわる目から鱗の3句。
「メインにはならぬがないと困るネギ」
(29日 北九州 お鶴さん)
「イカ墨は有ってタコ墨ないパスタ」
(27日 越谷 小藤正明さん)
「ブームとは知らずに海を泳ぐサバ」
(20日 武蔵野 竹とんぼさん)
④540句の中で一番気に入った句です。
「ちょっと軸ズレた地球の面白み」
(5日 久喜 宮本佳則さん)
以上、「仲畑流万能川柳」でした。
おまけに、5月に撮った写真です。
この春からの勤め先のそばに、初めて見る花が咲いていて、ジャスミンだと同僚が教えてくれました。
ここ一か月ほど、爽やかな香りが漂っていました。
同じく職場近くのもみじです。
新緑の中に、ピンク色の花びらのようものが見えました。
調べてみたら、それは若い実で、「カエデ属の木の実はプロペラ状の形が特徴」だそうです。
(林将之著『葉っぱで調べる身近な樹木図鑑』より)
身近な木なのに、実を見るのは初めてでした。
桜に実がなっていて可愛かったです。
(海老名三川公園にて)
我が家に仲間入りした紫陽花です。
昨年鉢植えをもらい、花が終わった後、家の外に植え替えていました。
今年は蕾の段階から楽しめました。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
当ブログの次の更新は、7月上旬にしたいと思います。