謹んで新年のお慶びを申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

毎日新聞「仲畑流万能川柳」に2018年12月に入選した私、ぼうちゃんの1句です。
 
「停電になったら困るキャシュレス」(22日)

 

停電の句は、過去にも入選したことがあります。

 

「停電じゃどうせ使えぬIoT」(2017年4月21日)

 

便利な物の多くは、電気を使うことが大前提。
いざという時、困りそうです。
うちの給湯はガスですが、操作パネルは電気です・・・。

 

同じく「仲畑流万能川柳」、12月の全入選句(540句)の中から、ぜひご紹介したい句を8句、集めました。
まず、真面目そうでいて、茶目っ気のある5句。

 

「本当に塗り立てなのか確かめる」
(17日 坂戸 グランパさん)

 

「恐竜に比べ姿勢が良いゴジラ」
(19日 倉敷 中路修平さん)

 

「チコちゃんはNHKを叱れない」
(26日 秀逸 熊本 ピロリ金太さん)

 

「どうしよう膝カックンが人違い」
(26日 秦野 てっちゃんさん)

 

「チオビタはリポビタンほど無茶しない」
(26日 福岡 小把瑠都さん) 

 

次に、深く共感する句を3句。
 
「一冊で遠くへ行ける文庫本」
(11日 秀逸 東京 緑カレーさん)

 

遠くの世界に入れる本。さらに、遠くへ持ち運びしやすい文庫本。
小さな活字の美しさ・読みやすさ、手になじむ規格と統一感など、日本の文庫本は洗練されていると思います。

 

「夕焼けとカレーの香りと母さんと」
(19日 高槻 かうぞうさん)
 
「大皿を幸せそうに母が出す」
(24日 秀逸 青森 よしのまちさん)

 

食事という営みを、家族とともにできる幸せ。
その貴さと儚さを感じるこの頃です。

 

12月28日の毎日新聞夕刊の特集に「選者・仲畑貴志さんと選ぶ万能川柳2018年」が掲載されました。
毎年恒例で、一年間の入選句約6400句から、80句が選ばれます。
私、ぼうちゃんの句はこれでした。

 

「ブラウン管だった五輪は8Kへ」(11月4日)

 

以上、「仲畑流万能川柳」でした。

 

12月は、地元の川沿いを3.5kmほど歩いてみました。
初めて通る道で、私にとってはちょっとした冒険でした。




ここで川と別れて、さらに歩いて、駅前へ。
お昼ご飯を食べたり、図書館をぶらぶらしたりしたあと、帰りは電車に乗ること数分間。
いい運動と気分転換になりました。

 

12月は、「暮らしの中の二十四節気 七十二候展」の搬入作業を行いました。


展示は、1月30日まで(三が日を除く)、中央区環境情報センターにて、入場無料です。
京橋・銀座方面にお越しの際は、お立ち寄りいただけると幸いです。
https://eic-chuo.jp/event/4755

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。
当ブログの次の更新は、立春の頃にしたいと思います。

 

「選者・仲畑貴志さんと選ぶ万能川柳2018年」の全80句は、川柳家、水野タケシ氏のブログでも読むことができます。
https://ameblo.jp/takeshi-0719/entry-12429147635.html