毎日新聞「仲畑流万能川柳」に2018年2月に入選した私、ぼうちゃんの4句です。

 

    前の子と同じ間違いするダンス(10日)

    スパゲティーサンプル宙に浮くフォーク(12日)

    フィクションが伝えたいのは真実か(14日)

    百句書くご褒美のよに一句載る(22日)

 

同じく「仲畑流万能川柳」、2月の全入選句(486句)より、個人的に深く共感した句をご紹介します。

 

    宇宙行く時代除雪に苦労する

    (24日 静岡 通草さん)

 

    風邪薬飲み出社しろいうCM

    (12日 愛知 舞蹴釈尊さん)

 

    ご褒美のような夕焼け帰り道

    (19日 さいたま なんの菅野さん)

 

    今はもう無いかもしれぬ星光る

    (28日 桜川 今賀俊さん)

 

次に、クスっと笑えた句。有名人が並びました。

 

    考えりゃ凄い名前だ天地真理

    (1日 伊賀 頓馬天狗さん)

 

    偏差値を気にするハイジ悲しいな

    (17日 高槻 かうぞうさん)

 

    千利休驚くだろな抹茶チョコ

    (17日 四国中央 美酒乱々さん)

 

    キラキラ名元祖だろうか卑弥呼さん

    (23日 大津 石倉よしをさん)

 

以上、「仲畑流万能川柳」でした。

 

2月は、前から行ってみたかった「小網代(こあじろ)の森」に行く機会がありました。

その森は、「小網代の谷」とも呼ばれ、神奈川県三浦半島の先端、相模湾側にあります。
高度経済成長の前は、明るい薪炭林と田んぼのある谷でしたが、1980年代にリゾート開発(ゴルフ場とヨットハーバー)が計画されたそうです。
その計画はなくなり、2014年から「小網代の森」として一般開放されています。
散策コースは、標高約80mの尾根の辺りからスタートし、源流の森、湿原(アシ原)を経て、30分ほどで干潟に着きました。
約70haの一帯に933種の動物(うち哺乳類9種)が棲んでいるそうです(2001年現在)。
森を出た後は、三崎の鮪をいただき、水族館を楽しみました。
(参考:岸由二・柳瀬博一『「奇跡の自然」の守りかた 三浦半島・小網代の谷から』 2016年、筑摩書房)

 

このほか、2月に撮った写真です。

地元を徒歩で移動中、細い水路を見つけ、上から覗いてみたら、コロンとした鳥がいました。
ゴイサギ(多分)が餌を探しているようでした。
黄色い足もかわいいです。

 


里山保全活動で、枯れ木の伐採に立ち会いました。
斜面に立っていた木は、樹齢60年以上、高さ約20mで、山側に倒されました。
切り株の向こうに穏やかな田園風景が広がっていました。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。
当ブログの次の更新は、4月上旬にしたいと思います。