本日1回目の投稿です。
ペンギンの可愛らしいお話を紹介します。
☆☆☆
2020年1月5日
刀根里衣さんの
「ぼくのばしょなのに」
という絵本を読んだ。
ペンギンのククーは、
パパとママのおなかの下がだいすき。
「ここはぼくだけのたいせつなばしょ」
でも、ある日のこと、
ククーのじゃまするヤツがあらわれた!
「ククー、たまごにこのばしょをゆずってくれるかい?」
「ヤダヤダヤダ!ぼくだけのばしょだもん!!」
ククーは毛布にくるまり、
「ほらみて。ぼくもたまごになるから、はいってもいいでしょ?」
と言うが、
たまごがあるので入れてもらえない。
「きっと、パパとママはもうぼくのことがすきじゃないんだ…」
すっかりいじけたククーは、
毛布にくるまってまんまるたまごになってしまう。
パパとママはククーに7つのクイズを出す。
ククーは正解する度にパパとママはククーが大好きなんだと理解していく。
少しずつ出てきて、
パパとママに抱き締められるククー。
私は最後のクイズに泣けてしまった。
刀根さんの柔らかな絵にピッタリのお話で、
とても素敵な本だった。
息子もこの絵本はかなり気に入っていた。
是非読んで欲しい絵本!
☆☆☆
余談
刀根里衣さんの絵はとても綺麗なんですよね…
どうやったらこんなに綺麗な絵が描けるんだろう…って思います。
どうやら私は絵が上手な人に憧れを抱く傾向があるようです。
でも残念ながら絵は描けそうな気がしないので、
文章や写真で表現を続けているのだと思います。
今夜紹介する予定のヨシタケシンスケさんの本の中で、
「自分がおもしろいと思ったものを何かの形で記録に残す」
ということについて書いてあったのですが、
「記録方法によって記録できる面白さはタイプが違う」と書いてありました。
「あれはスケッチでは表現できない写真派の担当物件だな…」というように。
スケッチで、写真で、SNSで、俳句で、油粘土で…
どんな形式であれ記録し始めると、
「自分の担当物件以外のおもしろさ」
が世の中には沢山あることが見えてくるそうです。
絵は自分の担当ではないので素直に楽しんで、
楽しんだものを文章で表現できるようになっていけたらいいな…と思いました。
今年も一年頑張ろうと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
夜はヨシタケシンスケさんの本を紹介しますので、
また見に来ていただけたら嬉しいです。