本日2回目の投稿です。
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2020年1月4日
卯野たまごさんの
「引きこもりがスカウトされて占い師になったら人生が一変した話」
というマンガを読んだ。
19歳の時にベテラン占い師にスカウトされて路上で手相占いを始めた筆者が、
色んな人と出会い、
自分が本当にやりたいことに気が付き、
夢を叶えて漫画家になった…というお話だった。
これ、実話なんだそうだ。
突然占い師にスカウトされるって…
そうそうないよね(^_^;)
根暗で、集団に馴染めず、
引きこもりで、性格も悪かったコミュ障の筆者が、
占い師になって色んな人と出会うことで、
どんどん変わっていく。
私はスピリチュアル系の話を否定する気持ちは全くないのだけど、
強く信じる気持ちもない。
不妊治療中に
「神様なんていない!」
って気持ちになって以来、
スピリチュアル系の話に対して軽く拒絶感を感じてしまうところもある。
男の子が枕元に立って顔を覗きこんできた後、
体外受精で息子を授かった…とか、
レイキを受けたら眼鏡をはずして目を閉じているはずなのに、
何故か天井がハッキリと見えた…
といった不思議体験をしているにも関わらず、
何となくスピリチュアル系の話は好きになれない…
そんな私でも、
この本は面白いと思えた。
占いなのでスピリチュアル系の話ではあるのだけれど、
人生とか生き方について描かれた本で、
とても良かった!
人と話したり向き合うのは
自分と向き合うってことでもある
他人がいてはじめて
自分という輪郭が浮き上がる
人がいるから自分を知れたりする
何でも新しいことは不安なもの
不安で当たり前なのだから
あまり気にしなくていい
そんな時こそ
「きっと良くなる」
そう信じることが大切
全てのことは
今 必要だから起こっている
出会う人やモノや出来事も
今はわからなくても
後から必要なことだったんだとわかったりする
良くなる前には一旦落ちることもある
大切なのは落ちてるときにあきらめないこと
人生にも四季があって
春もあれば冬もある
今はしんどい時期なんだなって思っておくだけでいい
このあとは春になって上がっていくと信じておく
魚は山では苦しいし
タヌキは海では苦しい
山と海どちらが良い悪いではなく
合っているか合っていないか
自分が合うところで生きることは
自分にとって心地よくて
より自分らしく生きられるということ
生きているうちにゴールなんてものはない
悩みや苦しみはどう生きたってついてくる
ただ
どう生きるかは選べる
悩みや苦しみも自分で選べる
大切なのは
自分が何に悩み
何に苦しみたいか
何のために悩むかで自分の在り方は変わる
前向きな気持ちになれる本だった。
新年にぴったりの本だった。