こんばんは！
“MASTER STARS PIECE THE ZETTO”
の原型の開発秘話を改めて書かせて頂きます！
これは2013年6月に書かせて頂いた記事を元に、
再編集させて頂いた内容となります。
より、細かく、分かり易く再構成しておりますのでご覧下さいませ。
■ワンピース
MASTER STARS PIECE
THE ZETTO(全1種)
BANPLANET
「今回のゼットですが、
原型を造るにあたってこだわったポイントなどを改めてを教えて下さい。」
KENGOさん
「ワンピースの世界でもリアルな顔なので、骨格をいつもより意識し、
サングラスを取ると見えてくる眼球は、
ほんの少しだけ膨らみを持たせて造形していて、
筋肉に関しても、上半身、腕など、
極限まで鍛え上げると浮き出てくる筋肉を表現していて、
胸のデッドアイは、
実際の船に使用されている物を参考に木目などをモールドしてあります。」
BANPLANET
「苦戦、苦労したポイントはありましたか？」
KENGOさん
「ズボンは、かなり大きめのダボッとしたイメージなので、
下に重さを感じるシワをどう入れて不自然ではなく自然に見せるか、
ここは少し苦労したポイントです。
両サイドや股の縫い目は生地と生地が
引っ張られたような表現になっているので見て欲しいですね。」
BANPLANET
「確かに・・・凄いリアルな質感と言いますか、表現がされていると思いました！
ブーツも非常にリアルですよね。」
KENGOさん
「ブーツも、ウエスタンブーツなどを参考にしていて、
シワはもちろん、靴底の縫い目もしっかり再現しているので見て欲しい所です。
これは実際のブーツをデジタルスキャンで
取り込んでゼットの履いているブーツに落とし込んでいます。
靴底のリベットなんかも本物っぽさを表現しているので、見てもらいたいです。」
BANPLANET
「デジタル造形は他にも取り入れられていますよね？確か・・・。」
KENGOさん
「肩のアーマーや、腕の金属部分、サングラスはデジタル造形です。
と、言っても最終的には手作業で調整をしているので、デジタルのまま・・・ではなかったりします。」
BANPLANET
「腕の金属部分、かなりメカっぽい造形になっていると思いました。」
KENGOさん
「腕の丸い穴が空いているところは、
よく見て頂けると分かると思うんですが、二重構造にしてあります。
映画のオープニングでゼットの腕が組み上がる映像があるんですが、
そこを参考にして造ってみました。」
BANPLANET
「なるほど・・・。
本当にどこまでも追求する・・・そんな想いが込められた作品になっていると思いました。
色々と改めて教えて頂きありがとうございました！」
―取材協力―
株式会社ACORN
株式会社アートプレスト AP/BP造形室
ここまで、こだわりが詰め込まれたフィギュアです。
是非、手に入れて下さいませ！！
BANPLANET
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