「風と琴」という本を読みました。

「びんぼう神様さま」と同じ著者さんです。

風と琴/高草 洋子
¥1,365
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それぞれの、家族に対する愛のすれ違い、

そして愛念の成長・進化を感じられる本です。


魂の成長って、こういうことなのかな、と思いました。



私の好きなところは、亡くなった母親からの、メッセージです。


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『シアワセニオナリ、ハレヤカナココロデ、シアワセニオナリ・・・。


 オカアサマハ、オマエノシアワセダケヲネガッテイタノダヨ!


 イノチハカガヤキ、イノチハヨロコビ


 カナシミモ、クルシミモ、イノチノオカガヤキノナカ


 ホトバシルイノチノナガレノナカ


 シアワセモ、クルシミモ、カナシミモ、イノチノカガヤキノナカ


 シアワセニオナリ、シアワセニオナリ・・・・・・・。』


風の声は紫乃の魂の奥底まで染み透って行った。


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また、少し長いですが、著者さんのあとがきも、


感動したので、載せてみます。



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 『風と琴』について


 日常の人間関係の中で、一番身近なものに家族というものがあります。


その中でも、最も深くあまりに身近なために、かえっていろいろな葛藤や


問題を秘めているのが、母子の関係だと思っています。


 この『風と琴』は、その母子の愛、特に業(ごう)とも言える母親の愛情の


もとに繰り広げられる悲哀を軸に、それによるそれぞれの心の成長を、


目に見える愛情や心の動きよりもっと深いところから


表現してみようとした作品です。


 その深いものとは、内側から聞こえてくる命の源からの声で、


日常心を静めて風や水の音を聞いたり無心に雲を眺めたりしている時に、


ふと聞こえてくる自然からの声とでも言うべきものです。


そしてその声は命の源ですべての命とつながっているものと、


私は考えています。


それを「風」と言う形をとって表現してみました。


 生きていくうえで出会う様々な悲しみや苦しみは、そのほとんどが


自分を成長させてくれる砥石のようなものだと気づかせてくれるのが、


その声だと私は思います。


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