最近読んだ本 その24 | どうもこんにちは 番長です

どうもこんにちは 番長です

本編の重大なネタバレはなしの方向で

みなさんどうもこんばんは!番長です!JPY!
さっきまでスーパーヒーロージェネレーションをやってたんですが
やはりモチベが目に見えて衰えてしまっていてダメですね
今日のお休みではヒーロークエスト消化のための1ステージしかプレイしてません
まぁおかげで本を1冊読み終えられたので悪くはないですが・・・
そういうわけで今日は最近読んだ本で書こうと思います

しかしさっき最近読んだ本のナンバリングを確認しようとして
前回の記事を読んだんですが・・・
誤字が酷くて苦笑してしまいました
前回書いたっていうのが全快型になっていて・・・
そんなタイプミスくらい書いてるうちに気付けよって感じですね
最後の皇国の守護者も広告の守護者になってるし・・・
なにを守ってるんだ新城さんってツッコミを入れたくなってしまいます

前回の記事が12月4日なので10日ほどで新しい記事ってことですね
案外早く次を書くことになるかもしれないと書きましたが
そのとおりになりましたね
今回も次回の1冊目はすでに読み終わってたりします
ゲームする前はそれを読んでました

・皇国の守護者6 逆賊死すべし 佐藤大輔
これはずいぶん前にノベルス版で既刊をすべて読んであるんですが
文庫化されるとのことで改めて読み返してるって感じです
なのであらすじはほとんど知っているんですが・・・
やっぱり面白かったですね

皇国の守護者は大まかに
○北領遅滞防御戦闘
○龍州上陸戦浸透突破
○六芒郭防衛線
○帝国軍冬季攻勢
○皇都動乱
と続きますが
この6巻は帝国軍冬季攻勢上下巻の下と言ってもいいと思います
義兄の駒城保胤から軍の指揮権を預かった新城さんが
いかにして帝国軍の圧倒的な戦力による攻勢を跳ね返すのか
といったところが話のメインになるでしょう
逆賊死すべしっていう副題がいまいち僕にはピンと来ないかもしれません

文庫を改めて集めている理由は巻末の書き下ろし短編のためっていうのが大きいです
この巻の巻末の短編は
おそらく皇国の守護者のメインとなる時代から2代~3代くらいあとの話で
帝国軍の冬季攻勢の将官のひとりの子孫が主役となり
後世における皇国と世界との関係性や新城の評価について書かれています
おそらく戦争が終わってから100年もたってないと思うんですが
どうしたらあんな感じになるのか想像もできないですね

といっても今の日本だって第二次大戦から100年もたってないわけで
そこはまったく不思議に思う必要はないのかもしれません

・ナミヤ雑貨店の奇蹟 東野圭吾
帯には感動ミステリーと銘打ってありますが
僕にはこれがミステリとはあまり思えませんでした

面白かったですしいい話だとも思ったんですが
過去と未来をつなぐっていうファンタジー的な設定のため
どれだけよくできたいい話であっても
そりゃこういう設定なんだからどうとでもなるだろう
みたいな風に思えてしまったんですよね

僕の中では東野さんの小説で一番好きなのは秘密で・・・
いや内緒って意味ではなくて秘密ってタイトルの小説ってことです
あれもファンタジー的な設定でいい話系の小説でしたが
ナミヤ雑貨店の奇蹟からは秘密ほどの真に迫ったものは感じられませんでした

もし自分が同じ立場だったら
という部分を想像しにくいからかもしれません
なんというかすべてが傍観者としての目線で読めてしまうというか・・・
もしかしたら登場人物と同じような境遇の方が読むと
もっと共感できたりするのかもしれないですね

なんかあんまり高い評価をしてないように見えてしまうかもしれませんが
面白かったのは間違いありません
読もうかどうか迷ってる人がこれを読んで
やっぱり読むのやめようとか思われたら悲しくなってしまいます

あととてもどうでもいいことですが・・・
帯の煽り文句に
「悩み相談、未来を知ってる私にお任せください。」とありますが
こんなセリフを吐きそうな人物はこの小説に出てきません
煽り文句を考えた人はこの小説を読んだんでしょうか
あらすじだけ読んで適当に考えたんじゃないかなんて想像してしまいました

・皇国の守護者7 愛国者どもの宴 佐藤大輔
言うまでもなく1冊目の続きです
6巻が帝国軍冬季攻勢編の下巻だと表現しましたが
これは皇都動乱編上中下巻のうちの上巻と言っていいと思います

新城は来たるべき凱旋式典における軍の配置を見て
一目で尋常ならざることが起こるであろうことを察しました
そのための最も効率の良い解決方法を駒城篤胤に提案したところ却下され
それならとできる限りの手を打つというのがこの巻です

新城の予測はほとんどの部分でとても精確で
皇都の動乱自体はほぼ新城の予測通りに動き
新城の狙い通りに終結するわけですが・・・
ひとつだけ新城は致命的なダメージを受けることになります
それは新城のミスというよりは不運か天災か
とにかく予期しようのないものであったことは間違いありません
文庫版で読み進めている人は8巻9巻の刊行を楽しみにしていてください

巻末の書き下ろし短編は少尉時代の新城の初戦闘のあらましです
これはとても面白かったですね
新城の野戦指揮官としての非凡さを再確認できるような話でした

こういうのを今書くことができるってことは
皇国の守護者の続きを書く気があると受け取っていいんでしょうか
書き下ろしでこれだけ面白いものを書かれると
どうしても期待してしまいますね


というわけで今日はこのへんにしておきます
次回は相田家のグッドバイ Xの悲劇 わが名はオズヌの3冊になります
そのうち相田家のグッドバイはさっき読み終わったので
明日からはXの悲劇を読み進めることになると思います
もしこのシリーズを気に入ったら
コメントでオススメしてもらったエジプト十字架の謎を読もうと思ってます

それじゃあみなさんおやすみなさい!JPB!