最近読んだ本 その6 | どうもこんにちは 番長です

どうもこんにちは 番長です

本編の重大なネタバレはなしの方向で

みなさんどうもこんばんは!番長です!JPY!

PSN復旧後の無料でDLできるソフトをやってみたんですが

ロコロコが思ったより面白くて面白かったです

操作がシンプルなのがまたいいですね

暇なときに適当に遊ぶにはちょうどいいかもしれません


さて今日は予告したとおり最近読んだ本を紹介したいと思います

前回の最後に挙げた三冊になりますが・・・

今読んでるのも半分くらい読み終わったので

それを読み終わったらにしようかとも思ったんですけどね

明日あさってにちゃんと読み終えられるか不安だったので

やっぱり今日書いちゃおうと思います


・私のおわり 泉和良

泉さんを知ってる人もいるかもしれません

ただし作家としてではなくゲームの作者としてですが・・・

気になる人はアンディー・メンテでぐぐってみてください

独特の世界観とシステムではまる人ははまると思います

僕のオススメはアールエスとスターダンスです

前置きはこのくらいにして・・・この小説についてですね

まず主人公が事故で死んであの世に行くところからはじまります

無我夢中で三途の川に飛び込んで

気がついたら事故の4日前・・・しかも幽霊として目が覚めました

その4日間を彼女はどう思いどう過ごすのか・・・

という感じの小説です

主人公の死からはじまる小説なので

一般的な意味でのハッピーエンドは望むべくもありません

もしもハッピーエンドの可能性があるとすれば夢オチくらいでしょうが

さすがにそんなわけないです

面白かったんですけどそのあたりがはじめからわかっていたので

終始哀愁が漂ってる感じでした


・分身 東野圭吾

これまた集英社の文庫のフェアの中にあったので

わりと適当に手にとって買ってみました

瓜二つなふたりの少女が主人公で

ふたりがそれぞれその出生の秘密を追っていく・・・

みたいなお話です

設定的にどの程度リアリティがある話なのかわからないですし

話の筋にどれだけの妥当性があるのかもわかりません

しかしやはり面白かったです

読んでる途中でいやでも二人の秘密には気づくと思うんですが

そうだとしてもなお残る謎があり最後まで楽しめました

ああいう境遇で生まれた人間って

実際どのくらい似るものなんでしょう

考えてもわかるものではないですがどうしても気になってしまいます


・MOMENT 本多孝好

バイト先で一緒になった人から薦めてもらった小説です

やっぱり自分で本を選ぶとどうしても偏ってしまいますし

なかなか新しい作者さんを開拓できないんですよね

本屋でバイトっていうのはその辺から考えてもとても有意義だと思います

そんなことはともかく・・・

病院でバイトする主人公は

たまたま末期患者のお願いを聞いてあげたことから

末期患者の最期の願いを叶える仕事人

みたいなポジションに落ち着いてしまいます

僕は基本的に生き死にで話が作られているのはあまり好きではないんですが

この小説はそのことを踏まえても面白かったです

患者さんごとの連作短編って感じですが

全体を通しての流れもあります

本多さんの小説は初めて読みましたが

そういう話の構成や文章がライトで読みやすいところなど

今後も手を出して生きたいと思わせられました

個人的には最初のお話のおじいさんが好きです

しゃらくせえって言って笑うところとかはマネしたくなるくらいでした


さて・・・いろいろ悩みながらかいてたらかなり遅くなっちゃいましたね

みなさんの本選びの参考になったりすれば言うことなしなんですが・・・

僕の読解力なんてたかが知れてますしそううまくもいかないでしょうね

それじゃあ今日はこの辺にしておきます

みなさんおやすみなさい!JPB!