ゴミの分別で揉めて、殺人に発展。
「リサイクル殺人事件」
みなさんどうもこんばんは!番長です!JPY!
ついに週末ですがみなさんはいかがお過ごしですか
僕は明日お昼からなので今日は全レスお休みします・・・
さて今日のテーマはミステリィということで・・・
正直この項は飛ばそうかと思ったくらいナンセンスな気がします
この言葉を選んだ理由はある小説のことを思い出したからです
西澤保彦の「夢は枯れ野をかけめぐる」という小説です
「老い」をテーマにしたちょっと変わった連作短編集なんですが・・・
これのひとつ目の話がゴミの分別にまつわるものなんです
最近失業した主人公が高校3年の同窓会に出席し
そこで変わったアルバイトを頼まれます
その内容は週1で大量の無分別ゴミを分別するというものでした
単に分別されていないというだけではなく
汚臭・腐臭を放つ大量の生ゴミを含んでいます
不思議なことに買ったまま手付かずで腐った刺身や惣菜が
次から次へと出てくるのです
そして主人公は黙々とゴミを分別し続けます・・・
変わった小説でしたが僕としてはかなり面白かったです
もしかしたらミステリ作家の中で一番好きなのは西澤さんかもしれません
当たり外れの大きい作家さんかもしれませんが・・・
オススメは「七回死んだ男」と「聯愁殺」です
ただの小説のあらすじみたいになっちゃいましたけど
まぁたまにはそういうのもいいですよね
それじゃあみなさんおやすみなさーい!
よい週末をお過ごしください JPB!