唐突ですが、我が愛車V-strom650は、国内仕様車です。
国内仕様といっても、大型のスポーツバイクのような馬力規制などはないのですが、このV-strom650では、国内仕様車は、海外モデル(輸出仕様車)との大きな違いがあります。
それが、これ。↓

お分かりになりますか?
フルカウルモデルでもないのに、エンジンが全然見えません・・
全面樹脂カバーで覆われているのです。。(+_+)
(車体の左側のみ)
輸出モデルには、このようなカバーはないようです。
詳しい理由は承知していませんが、おそらく日本の騒音規制か何かに適合させるための苦肉の策なんではないかと思います。
話は少し逸れますが、日本の厳しすぎる独自の規制はどうにかならないもんでしょうか。おかげで、あのホンダの名車モンキーも無くなっちゃうっていうし。(怒`・ω・´)ムキッ
ニュースで、将来世界的に二輪の騒音や排ガス規制が統一されると聞いた気がしますので、いずれはこのようなことは無くなると期待したいです。
個人的には、エンジンが見えた方がバイクらしくて好きなのと、こんなカバーで覆われてたんじゃ熱がこもってエンジンにも良くないだろう(海外モデルが先に発売されていることからして、もともとの設計ではこんなカバー想定してなかったんじゃないか)とか思ったりしたので、どうにかならんかな~っと思っていました。
そんなある日、インターネットでV-strom乗ってる人の集まるコミュニティサイトを見て「海外モデル用の純正部品」を使ってこの問題を解決できるようだ、ということを知りました。
その方の投稿によると、詳しい説明はないものの、ボルト類は国内仕様のものがそのまま使えて、いとも簡単に取り付けできる様子だったので、もともとスズキの純正部品でもあるし「これはど素人の僕でもできるかも!」と思って、さっそくバイク屋で部品注文しました。(*^^)v
届いたパーツが、これ。↓

型番は、「11371-11J00」です。

価格は税込みで1,780円でした。安いでしょ~。
わずかな投資で効果的なプチカスタムを。(^^)v

もちろん純正部品なので、シフト表示もちゃんとついてます。
これがないと車検通らないんですよね??
では作業に取り掛かります。(作業日は2017年5月5日)

まずはアンダーカウルを取り外さないといけないようです。
いくつかのボルト(ネジ?)を4ミリの六角レンチで回してやると、ちょいちょい!っと簡単に外せます。
よし、順調、順調。
そしていよいよ問題の樹脂カバーを外します。
ちょっと締め付けの固いネジがあったのと、安物工具だけしかもってなかったので少し届きにくい(回しにくい)箇所もあって、いくらかてこずりましたが、アンダーカウルと同様に、4ミリの六角レンチだけで簡単に外せました。

外した樹脂カバーの内側には、スポンジ様のものが一面に貼られていました。防音材なのかな?
ここで、↑の写真の黄色丸の部分に注目。
ここのネジだけ、外から回してたらなんか変な感覚だったんだけど、本来フレーム側に残るべき延長ボルト?ごと取れちゃってました。

ほんとは、この↑黄色丸のように本体に残るべきところだったんだと思うのです。(これは隣のボルト)
ですけど、まあ、六角レンチと普通のレンチ使って樹脂カバーから外せばいいだけなんでね。チョチョイっと・・・・ ん・・ 固い・・
えいっ! (/>_<)/
ぐりん!?( ゜Д゜;)!?
あ!!( ̄_ ̄|||)
ネジ穴なめちゃった・・
六角レンチ入れるとこなめちゃって、もう六角レンチがひっかからない・・(;´д`)トホホ
でも、ここでやめちゃうわけにはいかないから、なんとか気力を振り絞り、とりあえず作業は進めていきます。

↑もともと付いていた樹脂カバーからは、ボルトのほか、ここについてるゴムと特殊な形のワッシャーも外し、これを交換するスプロケットカバーに使います。
(ちなみに、↑の写真の奥側に付いたままになってるのが、僕が雑に作業したせいでなめてしまったボルトです・・)
このパーツをはずすとこんな感じ。

これを新しく取り付けるパーツへ移植。

当然、一個所部品足りません・・(´;ω;`)
が、まあ、今日のところはこのまま取り付けるしかないので・・

ということで、取り付けたらこんな感じ!
ボルトで留めるのは、黄色丸の三か所です。
上の一個所は、下二か所とは違うボルトですけど、これも元々樹脂製カバーを留めていたボルト等をそのまま移植して使います。
で、アンダーカウルを取り付けて、

いちおう、完成~~~

樹脂カバーから外せなくなったため足りないボルト等(部品4点)は、結局後日バイク屋で注文しました。(4点で820円)
外した樹脂カバーはいちおう捨てずに保管しておきますが、今後使う予定はないので、外せなくなったボルトは付けたままにしときます。あまり影響ない個所だったのがせめてもの救いでした。今回はいい勉強になりました。
これから、作業はもっと丁寧にやらなくちゃ・・(;´д`)トホホ
あと、細かい点で

↑↑↑
①樹脂カバーの上部にフックで固定されていたケーブル(黄色丸の箇所)
②樹脂カバーを外すと不要になるエンジン本体のネジ穴(青丸の箇所)

↑↑↑
③ちょっと見づらいけど、ふと気づいたらこのケーブルも元々樹脂カバーにフックで固定されていた様子(黄色丸の箇所にフックがぶら下がってた)
この3点をどうするか。
こういう作業に慣れている方にとっては何ら悩むようなことではないと思うのですが、僕レベルの方に参考になればと思い、いちおうそれぞれの対応を記しておきます。
(但し、これが正解かどうかは僕にはわかりません)
①について

これはもしかしたら僕がVスト購入するときにバイク屋に付けてもらったETCとか電源ソケットのケーブルを結束するのにバイク屋のお兄ちゃんが付けたものだったのかもしれませんが、僕のVストには元々この結束バンドがここに付いていました。(内側に結束されている別のケーブルがある。)
この結束バンドが取り外しできるタイプのものだったので、これをいったん外して、問題のケーブル(プラグケーブル?)も挟んで再度固定しました。
熱が心配だけど、たぶん元々のケーブル位置とほとんど変わらないはずなので大丈夫だと思う。
ちなみに、最初この結束バンドは外せないやつと思って、ホームセンターで同種の黒色(耐候性)の結束バンド買ってきたんだけど、

↑この長さでは届きませんでしたので、ご参考まで。(自分でやるといろいろ勉強になる~~(笑))
②について
右側はどうなってるんやろう?と思って見てみたら、

↑の黄色丸の箇所に同じようなネジ穴があったけど、樹脂製のキャップで蓋がしてあるだけだったので、とりあえず左の方は、樹脂カバーに付いてたボルトをねじ込んでおいた。いずれ同様のキャップみたいなのを探してはめ込んでおこうと思う。
③について

これについては、元々固定されていた場所が正直よくわからなかったのですが、黄色丸のクランクケースカバー?のネジにフックを共締めした。
これも熱が心配だったけど、このケーブルは上部の方で同じようにクランクケースカバーにくっついてるところあるから、たぶん大丈夫なんだろうと思ってる。
追記:あとで見直していて、この部分(③の処理)は間違ってると思いましたので、後日作業の際に位置変更しました。(こちらを参照ください)
以上、自分の作業記録と、僕レベルの方が同じ作業やる場合の参考になればと思って、ご紹介しました。
ただ、僕のやってることが正解かどうかはわからないので、もしこれ見て真似される方がいる場合は、作業はあくまでも自己責任でお願いしますね。(^^;
あ、あと、これ見たベテランの方で、
これはやべーよ!とか、これ大丈夫?
とかお気づきのことがあったら早急に教えてください。(; ̄ェ ̄)
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人の好みにもよるのかもしれないけど、僕はやっぱりカバーなしでエンジン見える方が好きだな。
ちょっと失敗あったけど、満足いく作業結果でした。(*^^*)
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