日向国分寺跡・木喰五智館(宮崎県西都市) | バイクに乗って、トコトコのんびりおでかけ。

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宮崎1泊旅行の二日目(11月7日)に行った「日向国分寺跡・木喰五智館(ひゅうがこくぶんじあと・もくじきごちかん)」について、記録に残しておきたいと思います。

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ちょっとわかり難い場所にありますが、車だったのでナビで問題なく到着しました。(^^)v


まずは、これが日向国分寺跡だそうです。

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ですけど、ここに来た目的はこの国分寺跡を見るためではなくて、

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こちら。日向国分寺跡のイチョウを見に来たのです。
まだ紅葉には早い時期だったけど、もしかしたらイチョウの黄葉なら見れるかもしれないと思って、イチョウの巨木を検索して立寄ったんです。

が、見てのとおりで、葉はまだ青々としておりました。^^;


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でも、ネットで検索していたときに、このイチョウの木を見つけて気になったことがもう一つ。ドライブ記事の方でも書いたけど、僕が以前萩で見た「立木仏」を彫った「木喰五行上人」が、この木に龕(がん)を造って小さな像を祀ったと書かれています。
※龕という言葉は初めて知りましたが、辞書では『石窟や家屋の壁面に、仏像・仏具を納めるために設けたくぼみ。また、仏壇・厨子 (ずし) にもいう。仏龕 (ぶつがん) 』と書いてありました。

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中央の裂け目がおそらくその『龕 』だと思います。

案内板によれば、木喰はこの中に「小さな像を祀った」とされていますが、もしかしたら、この中にあったのは立木仏かもしれませんよね。あるいは、立木仏を彫ろうとしたとか。
単なるど素人の想像ですが。^^;

まあ、そんなことで、ちょっとだけ関心のあった立木仏繋がりもあって、ここに来てみたのですが、このイチョウの木の向かいに「木喰五智館」という建物がありました。

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中には、木喰上人の彫った「五智如来坐像」が安置されています。

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建物いっぱいに五体の仏像が鎮座していました。

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写真撮影禁止等とは書かれていなかったような気がしますが、なんとなく、建物内に安置されている仏像を写真に撮るのはいけないことのような気がして、この写真しか撮れませんでした・・^^;

建物内は見てのとおりとても綺麗で、その中いっぱいに、五体の大きな仏像が並び座っています。
もともとイチョウの木を見に来たこともあって、仏像に関しては特に期待していなかったせいもあるかもしれませんが、とても威厳と風格があり、大きさも相まって大変に見応えがあると感じました。

これが拝観料もなく自由に拝観できるのってすごいと思います。

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廃仏毀釈の難を逃れて、いま、この地に大切に安置されている五智如来坐像。
僕らが拝観しているときに、地元の方っぽい女性が一人来て、鈴(りん)を鳴らして帰って行きました。
僕も真似してチ~ンと鈴を鳴らして、手を合わせました。
嫁さんは、「ポクポクポクポク」と木魚を鳴らしていました。(笑)


場所は、こちら。

詳しい地図で見る

特に仏像に詳しいわけではないけど、とても見応えのある仏像でした。
これを見るためだけに宮崎まで、というのはよほど好きな人でない限りちょっとないかもしれませんが、近くまで行くことがあれば見てみて損はないと思いますよ。
ここ、自分の中では「アタリ」でした。(^_^)v


西都市観光協会HP
http://www.saito-kanko.jp/sightseeing/mokujikigochikan


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